2020-3-21 城山公園、東生馬町〜上講武旧道

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2020年3月21日(土) 城山公園、東生馬町〜上講武旧道
 今日は、城山公園のオガタマノキの花を見て、ついでに城山公園内の草本植物の確認や、その後東生馬町から上講武への山越えの旧道を歩いてみようと思います。

2020年3月21日(土) 城山公園の草本植物の確認
 今日は、城山公園のオガタマノキの花やウメモドキの冬芽の様子を見てから、去年の秋からの続きで、草本植物の確認をしてみました。草本植物22種を確認できましたが、まだ花が咲いていなくて確認できないものもあるので、また5月頃に確認できればと思います。
 城山公園の植物城山公園の植物リスト

オガタマノキ

ウメモドキ

殿町
オガタマノキ
殿町
ウメモドキ(葉痕)

オランダミミナグサ

スズメノカタビラ

ナズナ

殿町
オランダミミナグサ
殿町
スズメノカタビラ
殿町
ナズナ

シロバナタンポポ

ミチタネツケバナ

キュウリグサ

殿町
シロバナタンポポ
殿町
ミチタネツケバナ
殿町
キュウリグサ

ヒメウズ

スズメノヤリ

ノボロギク

殿町
ヒメウズ
殿町
スズメノヤリ
殿町
ノボロギク

イワニガナ

ヒメオドリコソウ

ヤマネコノメソウ

殿町
イワニガナ
殿町
ヒメオドリコソウ
殿町
ヤマネコノメソウ

ミドリハコベ

オオイヌノフグリ

ヤエムグラ

殿町
ミドリハコベ
殿町
オオイヌノフグリ
殿町
ヤエムグラ(葉)

オニノゲシ

スギナ

セントウソウ

殿町
オニノゲシ
殿町
スギナ
殿町
セントウソウ

スイセン

ノビル

ノミノフスマ

殿町
スイセン(葉)
殿町
ノビル(葉)
殿町
ノミノフスマ

タチイヌノフグリ

フヨウカタバミ

殿町
タチイヌノフグリ
殿町
フヨウカタバミ

2020年3月21日(土) 東生馬町〜鹿島町上講武への山越え旧道
 古い地形図を見ると、東生馬町から鹿島町上講武へ山を越える径があるので、確かめてみることにしました。谷を入って溜池を越えた鳥ノ子山の麓あたりまでは作業道があって、以前に行ったことがありますが、その先は藪になっていたような記憶があります。鹿島町へ山越えできた場合、同じ径を引き返すのも気がすすまないので、なるべく短距離で帰れるようなルートを探しました。地形図やグーグルマップを見ると、白鹿山の麓の林道真山線から鉄塔巡視路が山を越えているようなので、持田トンネルを越えて、白鹿山の麓から鉄塔巡視路を通って東生馬町へ山を越えるルートが最短距離のようです。

 東生馬町の生馬神社の参道前から北へ向かって谷を上がっていくと、道路脇に小さな社があります。4本の柱を伸ばした上に社が載っています。中には古い木彫の仏像が置かれていました。少し進むと山際に家がありますが、現在は廃屋のようです。家の後ろに鉄塔の巡視路の標識があり、林道真山線からの巡視路がここへ下りてくるのだろうと思われます。

 2つの溜池の横を通ると、舗装道路は終わり、未舗装の作業道が植林地を入っていきます。最後の溜池から10分ほど進むと、開けた空き地に出てきます。ここで作業道は終わり、径らしきものは見えなくなってしまいます。空き地の奥へ入って、周りを見渡すと、右の山際に径のようなものが見えましたが、空き地からは藪になっています。

 藪の笹をかき分けてみると、水路の土手に踏み跡が続いているように思われました。枝を切りながら進むと、確かに踏み跡が林内へ向かっているようでした。林内へ入ると、踏み跡は見えなくなりますが、水路に沿って上がっていくと、山際にはっきりした径がありました。5分ほど林内を進むと、踏み跡が直進と、左へと分岐していました。直進すると踏み跡が不明になるので、地図で想定のルートを確認すると、間違えていることがわかりました。先程の分岐を、左折するのが正しいようです。
 分岐へ引き返し、谷を渡って行くと、斜面にはっきりとした径が伸びていました。

 斜面を周った径は、さらに左へ尾根を巻いて上がっていきます。径は細く、時々シダが伸びて足元が見えにくくなりますが、はっきりとした踏み跡が上がっていました。やがて峠らしいところまで上がると、踏み跡は左右に分かれ、右は小さく切り通しのようになって下がっていますが、枯竹が倒れ込んでいました。この先、進めるのかと不安にもなりますが、行けるところまで行こうと進みました。
 枯竹は倒れ込んで行く手を塞いでいますが、古い枯竹のようで、すぐに折れるので、なんとか進むことができました。これが本当に径なのかとも思われましたが、枯竹の下にあるのは径のように見えます。斜面の径の枯竹はしばらく続き、20分ほど枯竹と格闘すると、やっと竹藪を抜け出すことができました。

 尾根を巻いた斜面の径の竹藪を抜けると小さな谷に出会いました。その先の斜面に径は見えず、位置からしてもここから谷を下るようです。谷を下がると、広い谷に下り、踏み跡らしものが下がっています。
 径は少し荒れていますが、はっきりした踏み跡が続いていました。10分ほど下がると、きれいに手入れされた径になり、その先に民家が見えてきました。2時間弱で鹿島町上講武の市道へ出てくることができました。

東生馬町 12:08
生馬神社の前から北の谷へ向かう。
12:09
小さな祠がある。


古い木彫の仏像があった。
12:12
最後の建物の前を行く。
12:16
溜池の横を過ぎる。

12:19
2つ目の溜池の横を行く。
12:22
溜池で舗装道路は終わる。
12:25
植林地内の作業道を進む。

12:30
作業道の先が明るくなる。
12:31
開けた空き地に出る。
12:33
径を探すと、右の山際に径が見える。

12:36
山際の藪に入る。
12:38
水路の土手に踏み跡がある。
12:40
藪の中に踏み跡がある

12:44
林内に径が見えないが谷を上がる。
12:47
12:48
山際に径があった。

12:51
分岐を左へ、間違えて直進し引き返す。
12:57
分岐を左へ、谷を渡る。
12:58
はっきりした踏み跡が続いている。

13:04
13:07
13:15
左へ尾根を巻いて行く。

13:18
13:20
13:22
峠に上がり、右へ曲がる。

鹿島町 13:22
枯竹が重なり合っている。
13:29
斜面の径に枯竹が倒れ込んでいる。
13:36
枯竹がまだ続く。

13:41
やっと竹林を抜け出した。
13:44
谷に出会い、谷をを下る。
13:50
荒れているが径がある。

13:54
13:55
アスナロの脇から小さな川を渡る。
13:57
やっと歩きやすい径になる。

13:58
民家が見えてきた。
13:59
14:00
道路へ出た。

昭和12年発行旧版地形図

2020年3月21日(土) 鹿島町上講武〜北陵町〜鉄塔巡視路〜東生馬町
 上講武へ出たところから出発点の東生馬まで帰るためには、大きく山を周らなければ道がありません。持田トンネルを通って、西持田町小倉から小倉寺跡への峠を越えて、ソフトビジネスパーク、林道真山線と歩いて、白鹿山の麓から鉄塔の巡視路へ入り、山を越えることにしました。
 林道真山線のカーブに巡視路入り口の標識があり、急斜面をつづら折れに上がると鉄塔につきます。鳥ノ子山への登山道が上に伸びていますが、鉄塔の下からまっすぐ巡視路をたどって、次の鉄塔まで歩き、ここから急斜面を下ると、東生馬町の谷へ下りてきました。
 想定していた巡視路は、もう一つの鉄塔を経由して、民家の後ろへ出てくるはずでしたが、どこかで鉄塔へ向かう巡視路から外れて谷へ下りてしまい、民家の横に下りてきました。(後で確認すると、間違いではなく、次の鉄塔No.36は民家の後の巡視路を上がっています。)

鹿島町上講武 14:01
溜池の脇から東へ向かう。
14:13
旧焼却場前を行く。
14:18
持田トンネル

西持田町 14:32
小倉集落へ向かう。
14:36
民家前の水路横を山へ入る。
14:38
小倉寺跡への峠径。

14:41
竹林内の径を上がる。
14:43
14:45
峠、小倉寺跡は右へ。

寺跡の方向へ向いている。北陵町 14:47
駐車場へ出る。
法吉町 15:01
真山登山道入り口

15:02
林道真山線を行く。
15:04
分岐を直進する。
15:11
カーブに巡視路入り口がある。

15:11
巡視路を上がる。
15:15
急斜面を上がる。
15:16
急斜面をつづら折れに上がる。

15:19
鹿島線鉄塔No.34に上がる。
ソフトビジネスパークが下に見える。15:20
鉄塔の先に巡視路が続く。

15:21
15:22
次の鉄塔が見える。
 東生馬町15:24
鹿島線鉄塔No.35へ到着

15:25
次の谷へ下りる。
15:26
急斜面を下る。
15:29

15:30
15:32
谷へ下りてきた。
15:33

15:34
径の先が明るくなった。
15:35
出てきた民家横を振り返る。
巡視路入り口は民家の後ろにある。



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