越年草 ヨーロッパ原産。明治中期に渡来し、東京周辺に特に多い。茎は四角形で高さ10〜25cmになる。葉は対生し、長さ1.5〜3cmの卵円形で鈍い鋸歯があり、網目状の脈が目立つ。上部の葉は密集してつき、赤紫色を帯びる。上部の葉腋に長さ約1cmの淡紅色の唇形花を密につける。花期は4〜5月。(野に咲く花) 学名は、Lamium purpureum シソ科オドリコソウ属 似た花にモミジバヒメオドリコソウ Lamium hybridum というのがある。 |
▼2014年2月24日 西川津 | ||
▼花冠は長さ約1.1cm。 | ▼上唇の上面には毛が多い。 | |
▼萼は長さ5〜6mm。 | ▼萼を切り開いた、5裂している。 | ▼萼に毛が散生する。 |
▼上部の葉は葉柄が短い。 | ▼葉は長さ約1.3mm、毛が多く縮緬状。 | ▼両面に毛が多い。 |
▼下部の葉は葉柄が長い。 | ▼葉は長さ約1.7mm。 | |
▼2013年4月4日 袖師 | ||
▼2012年4月10日 枕木 | ▼萼裂片は細くとがり、脈の一部が黒紫色。 | ▼大きな個体と小さな個体の葉。 |
▼2013年3月31日 萼から落ちる果実 玉湯 | ▼分果は長さ約2.5mm。 | ▼分果の背面。基部に種枕がつく。 |
▼分果の腹面、稜がある。 | ▼萼は長さ約9mm。 | ▼若い果実。 |
▼2013年3月19日 東出雲 | ▼萼の中に若い果実が見える。 | ▼葉の裏に隠れるようになる。 |
▼果実は、垂れ下がる葉の下で目立たない。 | ▼萼は長さ約7.5mm、裂片は細く尖る。 | |
▼脈が黒紫色になる。 | ▼萼には毛がある。 | ▼萼の中に果実がある。 |
▼果実は4分果。 | ▼若い分果は長さ約2.5mm。 | ▼若い分果の腹面(上)と背面(下)。 |
▼分果の背面は丸い。 | ▼分果の腹面には稜がある。 | |
▼2013年3月11日 果実 乃白 | ▼萼に包まれた果実。 | |
▼萼の中に果実(4分果)がある。 | ▼萼は長さ約6.5mm。 | ▼萼の中の未熟な果実(4分果)。 |
▼未熟な4分果。 | ▼取り出した未熟な4分果。 | ▼若い4分果、長さ約2mm。 |
▼若い分果の腹面(左)と背面(右)。 | ▼分果の背面。 | ▼分果の腹面。 |
▼分果の基部に種枕がつく。 | ||
▼2007年2月4日 幼葉 城山公園 | ||
▼2014年3月24日 秋鹿 除草剤などの影響か、上部の葉が脱色したようになっている。ただ薬剤散布の確認はできていない。 | ||
▼道路脇の一定の幅のみが脱色したようになっている。 | ||
▼2005年2月5日 乃白 | ||
▼2005年3月19日 枕木 | ▼2005年3月19日 野原 | |
▼2003年4月13日 浜乃木 | ▼2004年2月21日 大草 | |