常緑高木 関東地方以西の太平洋側〜沖縄。暖地の沿岸林に多い。神社によく植えられる。高さ15mほどになる。樹皮は暗褐色。枝は暗緑色。褐色の伏毛があるか無毛。托葉痕が枝を一周する。葉は互生し、葉身は長さ5〜12cm、幅2〜4cmの長楕円形で、全縁。表面は深緑色で光沢があり、裏面は白色を帯びる。葉柄は長さ2〜3cmで有毛。直径約3cmの香りの強い白色の花が葉腋に1個ずつつく。花被片は普通12個あり、全て花弁状。花被片は基部が紅色を帯びる。果実は袋果が集まった集合果。長さ5〜10cmのブドウの房状で、9〜10月に熟す。1個の袋果に種子が2〜3個入っている。花期は2〜4月。(樹に咲く花) 学名は、Magnolia compressa モクレン科モクレン属 |
▼2020年3月21日 植栽 殿 | ▼花被片の基部が紅色を帯びる。 | |
▼花被片の落ちた若い果実 | ▼多数の雄しべが残っている。 | |
▼2019年9月14日 若い果実 植栽 殿 | ▼2個だけが成熟してきている。 | |
▼葉身は長さ約7cm。 | ▼冬芽と花芽 | |
▼2020年6月29日 若い果実 植栽 殿 | ||
▼2020年5月11日 若い果実 植栽 殿 | ▼まだ雌しべが残っている。 | |
▼2019年12月16日 花芽 植栽 殿 | ||
▼花芽は長さ約1.2cm。 | ▼落ちていた果実殻 | |
▼果実は2裂して種子を出す。 | ||
▼2011年2月5日 神社植栽 玉湯 | ▼托葉痕が一周し、葉柄、枝に伏毛がある。 | |