2019-8-24 鹿島町古浦〜手結 |
2019年8月24日(土) | 鹿島町古浦〜手結 |
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今日は、気になっているオオバスギカズラとキジカクシの違いについて、海岸に生えているオオバスギカズラとされるものの果柄の長さを確認しようと海岸へでかけました。 海岸砂浜では時々、南方の植物の種子が流れ着いて発芽していますが、今日もハマナタマメやグンバイヒルガオが1株ずつ生えていました。グンバイヒルガオは枝を90cmくらいに伸ばしているので、今後大きく成長すれば開花が期待できるかもしれません。 砂浜の林縁草地の中に大きな葉をつけたものがあり、花もまだ咲いていなくて未見の植物かと思いましたが、オオオナモミとオオブタクサでした。 ハマアカザがちょうど咲き始めた時期で、雄花と雌花を写そうとしますが、うまく写りません。雌花は花被がなく、雄花の間に埋もれたようになって2個の柱頭を伸ばしているだけなので、雄花以上に写ってくれません。 オオバスギカズラは果実をたくさんつけていましたが、果柄は非常に短く、測る方法がないので、果実を切り取って測ってみると1mm程度でした。この長さは韓国の資料では、キジカクシに該当してしまいます。この場所の、この個体だけが短いのか、他の場所のものを確認してみる必要がでてきました。 海岸岩場の風衝地にキキョウが咲いていました。風のために背は低く、近くに数株ありました。畑の脇などで見かけるキキョウは、本来の自生かどうか疑わしいですが、この海岸崖地に生えるキキョウは、間違いなく自生のものと感じます。 ヒメヒオウギズイセンの果実が大きく膨らんだものがあったので、調べてみるとやはり種子が入っていました。ほとんどが成熟していない果実で、長い果序の中に大きくなった果実は1個程度しかついていませんでした。 |
鹿島町 ハマナタマメ(葉) |
鹿島町 オオオナモミ(蕾) |
鹿島町 オオブタクサ(葉) |
鹿島町 ハマアカザ |
鹿島町 グンバイヒルガオ(葉) |
鹿島町 オオバスギカズラ(果実) |
鹿島町 キキョウ |
鹿島町 ヒメヒオウギズイセン(果実) |
今日は手結へ行ったついでに、山を越えた海岸へのルートを確かめてみることにしました。港から民家の間の小路を上って行くと畑の中の径となって、左への分岐があります。灯台へ向かう径だろうと進んで見ますが、畑の奥で径は消えてしまいました。少し引き返して灯台方向を確かめると、踏み跡らしきものがありますが、草に覆われているので、今回は諦めました。分岐へ引き返し、小屋の脇を進むと、径は林の中に開いた穴のような入り江を下に見て回り込んで行きます。林内を上がっていくと、径は分岐し、直進は高西の岩場へ出るはずですが、笹が多くなって足元が見えないので、今回は諦めました。分岐へ帰り、右へ上がっていくと、やがてピークを越えると海が見えてきます。下りは狭い岩場の踏み跡をたどりますが、特に最後のところは、岩場の急斜面に足場が狭く、慎重に下がらないと、落下してしまいそうです。下った岩場がニタキです。 |
鹿島町手結 14:02 手結港から民家の間の小路へ入る。 | 14:10 灯台への径を諦め、小屋の脇を進む。 |
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14:12 | 14:14 | 14:15 |
14:16 径の分岐を直進する。 | 14:18 直進は高西だが、笹が密生する。 | 14:20 分岐へ引き返し、右へ進む。 |
14:21 斜面を上る。 | 41:23 ピークを越えると海が見える。 | 14:27 岩場の狭い足場を下りる。 |