2019-4-28 玉湯町〜西忌部町 |
2019年4月28日(日) | 玉湯町〜西忌部町 |
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今日は、4月8日に見たトリガタハンショウヅルの花後の様子や、今まで秋にしか見ていなかったカナビキソウを見に行くことにしました。 トリガタハンショウヅルは先日の場所で蔓はあるのに、果実が全く見えませんでした。結実率が低いのかなと思っていると、まだ花をつけている株があり、よく観察してみました。萼が落ちると、雄しべはまだ残って、幼い果実は雄しべに囲まれていました。その後雄しべが落ちると、細長い柱頭をつけた幼い果実が、淡緑色の細い槍先のようになっていました。最初に見た株を再度確認すると、葉の陰に果実がついていました。これでは、よほど注意をしていないと、見逃してしまいます。 同じ場所にケハンショウヅルが小さな蕾をつけていました。ケハンショウヅルはトリガタハンショウヅルより1か月ほど花が遅いようです。ケハンショウヅルは花柄に小苞があるので、蕾がついていれば区別できますが、葉っぱだけのときには、とても区別はできないように思いました。 カナビキソウはいつもの場所に咲いていました。春が本当の花期で、秋は返り咲きになるようです。 イチョウの木がたくさん植えられていたので、花を探すと雄花がありました。雄花をつけていない木で、雌花をいくら探しても見つかりませんでした。雌木がなかったのか、雌花はこれからつくのか、それとも上部の方にあって見えなかったのか、どうなんだろう。 数年前に見つけたアカネスミレを探したら、同じ場所に1株だけありました。周りを探しても他には見つかりませんでしたが、1株だけということは考えられないので、近くにはあると思われるので、来年以降また探してみることにします。 ウリハダカエデの雌花にやっと会えましたが、高い場所にあり、風も強く、うまく写ってくれませんでした。片手で枝をつかみ、片手でシャッターを切る形では、うまく写るはずもありません。この木は雌雄同株で雄花のほうがたくさん咲いていました。 |
玉湯 アマミヒイラギモチ |
玉湯 ケハンショウヅル(蕾) |
玉湯 ムベ |
玉湯 トリガタハンショウヅル |
玉湯 ミツバアケビ |
玉湯 タブノキ |
玉湯 ゴンズイ(蕾) |
玉湯 ナガミヒナゲシ |
玉湯 コシアブラ(若葉) |
玉湯 サワオグルマ |
東忌部 カナビキソウ |
西忌部 イチョウ(雄花) |
西忌部 ヒゴスミレ |
西忌部 アカネスミレ |
西忌部 ヒトリシズカ |
西忌部 ツルニンジン(若葉) |
西忌部 ウリハダカエデ(雌花) |
玉湯 マツブサ |