越年草 地中海地方原産で道端や市街地に帰化している。生育条件によって植物体の大きさが極端に変化する。全体に白毛を布く。根生葉はとゼットを呈し、茎生葉は1〜2回細深裂して無柄、互生する。茎の上部に長い花茎を出し、直径2〜5cmの橙色の4弁花をつける。果実は直径8mm、長さ2cmほどの円柱形で、先端に8本ほどの放射線のある柱頭が残る。花期は春〜夏。 学名は、Papaver dubium ケシ科ケシ属 |
2011年4月29日 島根 | 花柱はなく、柱頭が放射状に伸びる。 | 果実 |
蕾 | 蕾は最初は下を向いている。 | |
2019年4月28日 玉湯 | 柱頭に8本の放射線がある。 | |
萼に毛がある。 | 蕾は長い花柄の先で下を向く。 | |
葉は羽状深裂する。 | 茎や葉柄に毛がある。 | |
草地に生え、植物体が大きい。 | ||
2010年6月9日 玉湯 | ||
果実は長楕円形。 | 上部の蓋の隙間が開いて、種子がでる。 | |
2005年5月22日 宍道 | ||
2006年6月18日 袖師 | 果実 | |
2013年5月26日 果実 東出雲 | 先端に窓が開き種子が出る。 | |
果実は長さ約2cm。 | 窓が開く前の果実。 | |
種子は約0.55mm×0.75mm | 種子には網目模様がある。 | |
2012年6月25日 果実 玉湯 | ||
果実上部の蓋の下に隙間ができ種子が出る。 | 種子が多数入っている。 | 種子は長さ約0.8mm、網目模様がある。 |
2013年4月4日 蕾 魚 | ||
2013年4月1日 若葉 嫁島 | 葉は両面とも毛が多い。 | |
2007年3月10日 ロゼット葉 袖師 | ||