2007年12月16日のサイクリング日記 |
2007年12月16日(日) | 玉湯へ |
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昨日が時折雨が降るような天気だったので、今日こそは出かけようと空を見ると朝から太陽が顔を出していました。風もほとんどないようで、これなら安心して出かけられそうです。場所は近いところへと玉湯の山へ行くことにしました。 玉湯の山では今年確認している、サイコクキツネヤナギ、ヤマヤナギ、ヤマナラシなどの冬芽を写したいと思っていました。 野山は既に花もなく、落葉樹はすっかり木の葉を落としてしまっています。玉湯の花仙山の辺りでは、道端に色づいた複葉の葉の幼木がありましたが、対生の様子などからゴンズイのようです。また大きな葉をつけた幼木があり、葉に触れるとむっと匂いがしました。これはクサギです。葉の間をみると特徴的な紫色の冬芽が見えていました。 花仙山から一度へ下りて、農道をまた上がって右手の林道へ向かってみました。この林道は新しく開通したものですが、砂利道のため自転車には危険な道です。左手の山に大きな木があり、落ちた枯葉からはクヌギのように見えます。クヌギとアベマキ、よく似ているため、迷ってしまいます。葉の裏が白く目立たないこと、幹の割れ目が少ないことから、クヌギとしています。 次の谷の杉林の湿地に鳥足状複葉のつるを見つけましたが、これはなんでしょう?。鳥足状複葉といえばヤブカラシかアマチャヅルか。手振れの画像ですが葉に毛があるように見えるので、たぶんアマチャヅルではないかと考えています。この山にはサンショウのような木があり、枝をみると刺が対生についているのでサンショウとしました。古い木なのか幹にはこぶがたくさんでき、ごつごつとしていました。林の中が暗いので冬芽もしっかり写ってくれません。 玉湯からは山を二つ越え、いつもの東忌部を通って帰りました。冬の一日はすぐに日が暮れてしまいます。 |
玉湯 ケヤキ(冬芽) |
玉湯 ウメ(冬芽) |
玉湯 アベマキ(冬芽) |
玉湯 コデマリ(冬芽) |
玉湯 サイコクキツネヤナギ(冬芽) |
玉湯 エゴノキ(実) |
玉湯 ヤマナラシ(冬芽) |
玉湯 ヤマヤナギ(冬芽) |
玉湯 ハネミイヌエンジュ(冬芽) |
玉湯 ゴンズイ(冬芽) |
玉湯 クサギ(冬芽) |
玉湯 クヌギ(実) |
玉湯 ナガバジャノヒゲ(実) |
玉湯 ホタルブクロ |
玉湯 アマチャヅル |
玉湯 サンショウ(冬芽) |
東忌部 キクバヤマボクチ(幼葉) |
東忌部 ユキヤナギ(冬芽) |