コデマリ(小手毬)

落葉低木
中国中部原産。高さ1.5〜2mになり、枝先は垂れ下がる。若い枝は赤褐色で無毛。稜はない。葉は互生。葉身は長さ2.5〜4cmの菱形状披針形または菱形状長楕円形。先端はとがり、基部はくさび形。縁の上半部に欠刻状の鋸歯がある。裏面は粉白色を帯び、脈が隆起する。葉柄は長さ4〜7mmで無毛。枝先に直径2.5〜3cmの散房花序をだし、直径1cmほどの白い花を多数つける。雄しべは約20個あり、花弁より短い。果実は袋果。長さ約2mm、6〜8月に熟す。花期は4〜5月。
冬芽は長さ1.5〜2mmの長卵形。芽鱗は褐色で、縁には白色の微毛がある。側芽は開出し、葉痕は隆起する。(樹に咲く花)
学名は、Spiraea cantoniensis
バラ科シモツケ属
よく似たイブキシモツケは雄しべが花弁と同長。



▼2010年5月16日 植裁 玉湯▼雄しべが花弁より短い。

コデマリ

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▼2008年5月4日 蕾 植裁 玉湯

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▼2007年4月14日 蕾 植裁 玉湯▼花柄に毛がある。

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▼枝、葉柄に毛がある。

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▼2007年6月30日 果実 植裁 玉湯

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▼2007年12月16日 冬芽 植裁 玉湯

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