2010年10月23日の日記 |
2010年10月23日(日) | 枕木山〜御津へ |
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今日はナギナタコウジュを見に枕木山へ上がろうと思いました。ナギナタコウジュは2007年に枕木山で見つけてから、まだ他では見ていません。 山へ上がると以前に見た辺りにナギナタコウジュは咲いていました。また山を先へ進んだ島根の道路脇にもたくさんあることがわかりました。 道路脇はヤマハッカとアキチョウジの花が紫色の花を競って咲かせています。時々違う花かと気になって、覗き込んで見ると、やはりヤマハッカばかりです。そんな中に白い花が1株だけありました。 シロダモの花の時期になりましたが、今まで雄花ばかり写していました。目に入ったものを見ると雌花のようでした。小さくてどういう形をしているのかよくわかりませんでしたが、なんとか写っていたようです。雄花のほうが雄しべが目立つので、よく目に留まるようです。 リュウキュウマメガキの様子を見ましたが、今年は実が一つもついていませんでした。5月末に見たときはまだ冬芽の状態だったので、今年の春の寒さが影響しているようです。 道路脇に花が終わったシソ科の大きな穂が見えました。他のシソ科に比べて大きな萼が残っています。葉は大きく、長い葉柄があります。これがレモンエゴマだろうと思いましたが、レモンエゴマは日本海側には分布がないということや、苞の残存、茎の毛の様子などからエゴマの野生化したものではないかと考えています。 枕木山から北山林道を澄水山まで走り、ここから山道を歩きますがほとんど平坦な道で、自転車を引いても楽に行けます。澄水山を抜けて林道澄水山線へ出てから、海側へと長い林道を下りると鹿島御津へ出ます。 |
福原 ネナシカズラ(果実) |
枕木 シロヨメナ |
枕木 コメナモミ |
枕木 センボンヤリ(閉鎖花) |
枕木 シロダモ(雌花) |
枕木 シロバナヤマハッカ |
枕木 タンナトリカブト |
枕木 ヤクシソウ |
枕木 ブナ(冬芽) |
島根 ウワバミソウ(ムカゴ) |
島根 アケボノソウ |
島根 ナギナタコウジュ |
島根 エゴマ(花後) |
地 図 |