コメナモミ（小雌菜揉）

1年草 北海道〜琉球の山野に生える。メナモミに似るが、全体により小型で、高さ35〜100cm、毛は少なく、葉身は卵状三角形で、長さ5〜13cm、幅3.5〜11cm。頭花は径約12mm、柄は長さ1〜3cmで腺はない。舌状花冠は長さ1.5〜2.5cm、黄色で3裂する。そう果は長さ約2mm、黒色で無毛。花期は9〜10月。（日本の野生植物） 学名は、Sigesbeckia glabrescens [メナモミ] 　北海道〜九州の山野に多く、茎は高さ60〜120cm、特に上部には開出軟毛が密に生える。頭花は多数で径約20mm、柄は長さ15〜35mmで柄のある腺が密にある。線形〜さじ形の5個の総苞外片は平開し、内片とともに密に柄のある腺におおわれる。舌状花冠は黄色、長さ3.5mm、幅が広く、3裂する。そう果は黒色、長さ2.5〜3.5mm、無毛で冠毛はない。 キク科メナモミ属

▼2014年9月21日　大東
▼頭花は直径約6mm。	▼総苞片は開出し、直径約1.5cm。	▼総苞片は長さ約4.5mm。
▼総苞片の腺毛。	▼舌状花。	▼筒状花。
▼鱗片に包まれた舌状花。	▼舌状花は雌性。	▼舌状花の花冠。
▼舌状花の花冠。	▼鱗片に包まれた筒状花。	▼筒状花は両性。
▼筒状花の花冠。	▼茎には短毛がある。	▼葉は対生する。
▼葉は葉柄を含めて長さ約13cm。		▼表面に短毛がある。
		▼裏面に伏毛がある。

▼2010年10月23日　枕木山	▼花柄に短毛があるが、腺毛はない。	▼茎に開出毛はない。
▼2009年10月11日　八雲	▼花柄には毛が多いが腺毛はない。	▼茎に短毛があり、葉柄基部は繋がる。
▼2006年10月9日　佐草	▼花柄には毛が多いが腺毛はない。	▼総苞片や舌状花外側の鱗片には腺毛がある。
		▼茎には短毛があり、葉柄基部が繋がる。
▼2005年9月17日　花の周りに5枚開いているのが総苞片。　八雲
▼2015年11月12日　熟した果実　上本庄	▼総苞片の腺毛。	▼外周の 果実と腺毛のある鱗片。
▼内側の果実と毛のある鱗片。	▼外周(上)と内側(下)の果実、長さ約3mm。
▼2015年11月3日　果実　東出雲	▼総苞片、外周の鱗片に腺毛がある。	▼総苞片は開出する。果柄には毛がある。
▼総苞片は直径約2cmに開出する。	▼集合果は直径約8mm。	▼総苞片は長さ約1cm、腺毛が密生する。
▼総苞片の腺毛。	▼外周の鱗片（左）と内側の鱗片（右）。	▼外周の鱗片には毛と腺毛がある。
▼内側の鱗片は毛のみで腺毛はない。	▼外周(上)と内側(下)の果実、長さ約3mm。	▼外周の果実は背に膨らみがある。
▼外周の果実の先端部、4稜がある。	▼内側の果実の背はあまり膨らまない。	▼内側の果実の先端部、4稜がある。
▼果柄には毛が密生するが腺毛はない。
▼2012年10月29日　果実　玉湯	▼総苞片、鱗片に粘液を出す腺毛がある。	▼5枚の総苞片は開出する。
		▼果柄の毛は開出している。
	▼果実は長さ約2.5mm、	▼果皮を除いた果実の中の胚。
▼茎の毛は開出しない。	▼茎には上向きの伏毛がある。
▼2007年11月10日　果実　東忌部	▼総苞片の腺毛
▼2010年11月17日　果実　西長江
▼2010年12月1日　東生馬
▼2013年8月26日　島根	▼葉には不規則な鋸歯がある。	▼葉身は長さ約15cm、葉柄に翼がある。
		▼裏面には腺点がある。
▼葉柄基部が繋がっている。	▼茎に短毛がある。
▼2007年8月10日　東忌部
▼葉は対生し、葉柄が基部で繋がっている。
▼2004年9月28日　東忌部
▼2003年9月21日　東忌部

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