1年草 北海道〜九州の山地や道ばたに生える。高さ30〜60cm。全体に強い香りがする。葉は対生し、長さ3〜9cm、幅1〜4cmの卵形〜狭卵形で先はとがり、ふちには鋸歯がある。枝先に花穂をだし、淡紅紫色の小さな花をつける。花冠は長さ約5mmの唇形で、ふちは細かく裂け、毛が生えているように見える。花の反対側に苞が整然と並び、苞は中心部がもっとも幅広く、ふちには短毛があるが、背面は無毛。花期は9〜10月。(野に咲く花) 学名は、Elsholtzia ciliata シソ科ナギナタコウジュ属 |
▼2012年11月3日 大東 | ▼苞の縁に短毛があるが、背面は無毛。 | |
▼2012年10月16日 島根 | ▼花冠の縁は細かく裂ける。 | |
▼花穂は長さ約4cm。 | ▼花は長さ約5mm。 | |
▼2011年10月26日 宍道 | ||
▼苞 | ▼1つの苞に5個の花がつく。 | ▼苞の縁に短毛があるが、背面は無毛。 |
▼茎には毛が多い。 | ||
▼2010年11月20日 東忌部 | ▼花の反対側に苞がある。 | |
▼2010年10月23日 島根 | ▼苞の縁には毛がある。 | |
▼萼に腺点がある。 | ||
▼2007年10月7日 枕木山 | ▼花冠のふちが細かく裂ける。 | |
▼苞のふちには毛がある。 | ||
▼葉の基部はくさび形で葉柄に流れる。 | ▼葉の裏面に腺点がある。 | |
▼2015年11月12日 若い果実 東持田 | ||
▼果実を包んだ萼は、長さ約3.5mm。 | ▼萼の中に4分果がある。 | |
▼果実は、長さ約1.5mm。 | ▼果実の表面に網目模様がある。 | |
▼2013年2月28日 果実 宍道 | ||
▼果実は長さ約1.5mm。 | ▼表面の拡大。網目状の模様がある。 | |
▼2013年2月14日 果実 島根 | ▼萼の中に4分果がある。 | ▼花序の裏側。苞が並ぶ。 |
▼萼は長さ約4mm、毛が密生する。 | ▼萼に腺点がある。 | |
▼分果は長さ1〜1.5mm。 | ||
▼茎や枝に毛が多い。 | ||
▼2017年11月13日 果実 宍道 | ||
▼果実の裏に苞がある。 | ||
▼2011年10月1日 蕾 東持田 | ▼苞の間に蕾が見える。 | |
▼苞と蕾 | ||
▼裏面に腺点がある。 | ||
▼2012年10月13日 蕾 宍道 | ||
▼2012年7月31日 横手林道 | ||
▼裏面に腺点がある。 | ||