2020-6-29 城山公園、川原町鉄塔巡視路

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2020年6月29(月) 城山公園、川原町鉄塔巡視路
 今日は城山公園の植物を確認し、その後川原町の鉄塔巡視路を探してみようと思います。
 5月の終わりに草刈りがされた場所もまた草が伸び、シマスズメノヒエやネジバナが咲いていました。去年はオガタマノキに果実がたくさんついていましたが、今年は数が少なく、手の届くようなところには見当たりませんでした。葉が3裂している草本植物は、あまり様子が変わっておらず、花の時期はまだのようです。
 上本庄町の林内の林道脇に葉に光沢のあるシダがありました。コンテリクラマゴケのようで、周りを見ると剪定枝が捨てられていたので、園芸ゴミに混じって来たのだろうと思われます。

シマスズメノヒエ

ウメモドキ

殿町
シマスズメノヒエ
殿町
ウメモドキ(果実)
殿町
これは何?(葉)

ムラサキニガナ

ミドリハカタカラクサ

殿町
ムラサキニガナ
殿町
ミドリハカタカラクサ
殿町
オオタチツボスミレ(果実殻)

ネジバナ

オガタマノキ

ゴウシュウアリタソウ

殿町
ネジバナ
殿町
オガタマノキ(果実)
殿町
ゴウシュウアリタソウ

コンテリクラマゴケ

上本庄町
コンテリクラマゴケ(葉)

2020年6月29日(月) 川原町鉄塔巡視路 島根原子力幹線No.35〜No.37
 川原町の谷の奥にある嵩山の麓を走る送電線の巡視路を歩いてみようと思いました。調べてみると、地形図にある送電線の位置と現在の空中写真の送電線の位置とが違っており、鉄塔が移動されたようです。

 川原町の集落の奥に大きな石灯籠があり、その脇から道が奥へ伸び、川原神社へと続いています。神社の向かいに鉄塔巡視路の標識があり島根原子力幹線鉄塔No.34を指しています。田んぼの中から山へ径が向かっていますが、山へ入る手前で背の高い草が密生し、径が全くわからない状態になっていました。これでは踏み込めないので、鉄塔No.34は諦めて、神社前まで引き返しました。
 神社から少し行くと、右手の溜池の向こうの山に鉄塔No.34が見えるので、堤塘を渡って、山へ入ってみました。山の径は少し上がると、椎茸のホダ木が並べてある場所で途切れてしまうので、引き返しました。

 林道が左右へ分岐するので、右へ進んでみました。2分ほど進むと、左の山に巡視路標識があり、鉄塔No.35を指していました。山へ入ると、標識があり、ここから左へ折れて急斜面を上がると鉄塔No.35がありました。鉄塔敷地は背の高い草が生い茂って、入れる状態ではないので、ここからの巡視路は諦め、引き返しました。
 分岐の場所まで引き返し、左の林道を進みました。竹林を抜けて、植林地内へ入ると、右側に鉄塔No.35への標識があったので、入ってみることにしました。斜面を上がって行くと、3分ほどで鉄塔No.35へ着きました。やはり鉄塔の敷地には大きな草が密生しており、入れるような状態ではありませんでしたが、先程の巡視路から続いていることがわかりました。
 林道へ帰って、4分ほど植林地を進むと、左に巡視路標識が鉄塔No.36を指していました。林内へ入って、急斜面を6分ほど上がると、目の前に鉄塔が見えますが、径は左へ迂回し鉄塔へ上がっています。鉄塔からは嵩山を見渡すことができますが、敷地は背の高い草に覆われ、次への巡視路は見えませんでした。
 林道へ引き返し、他に鉄塔へのルートがないか探してみましたが見当たらず、やはり鉄塔敷地の草の中に巡視路はあるだろうと、再度鉄塔まで上がりました。

 鉄塔まで上がり、方向を確かめて草の中をかき分けて探すと、草むらの奥の藪の中に踏み跡が見えました。
 踏み跡を少し下がってみると、鉄塔No.37への標識が立っていました。この巡視路はあまり使われていないのか、枝が伸び放題になっていて、枝を切りながら下りていきました。10分ほど斜面を下がると、谷へ下りたようで、鉄製の橋を渡ると、開けた場所に出てきました。この場所は上本庄町の山崎堤の近くから南へ入る林道の最奥になる場所でした。
 草に覆われていますが、中央に踏み跡らしきものが続いており、使われなくなった林道のようです。このあたりから巡視路が山へ上がるはずだと、注意しながら進むと、草がなくなり広くなった場所があり、その山際の木陰に巡視路標識があり、藪の中に踏み跡が上がっているのが見えました。

 巡視路の入口付近は巡視路脇の枝が伸びて歩きにくい状態ですが、5分ほど上がると開けた斜面の径となって、歩きやすくなりました。さらに斜面を上がると、鉄塔No.37へ到着しました。鉄塔からは北に大平山から枕木山に連なる北山を見渡すことができました。敷地の周りを、次の鉄塔への巡視路を探しますが、背が高く伸びたススキに覆われて、見つけられませんでした。

 林道へ引き返し、巡視路探しはここまでとして、林道を国道まで下がって帰ることにしました。

 鉄塔No.37からNo.38への巡視路は確認できませんでしたが、鉄塔No.39へは以前に新庄町の林道から上がったことがあるので、次回にはNo.39から巡視路を探してみたいと思います。夏は草が伸びて歩きにくく、またズボンが引っ付き虫だらけになってしまうので、登山道のない山歩きは冬から春のものですね。

川原町 12:20
集落奥から谷へ入る。
12:27
川原神社前を過ぎる。

神社の向かいに巡視路標識がある

川原町 12:28
水田の向こうに鉄塔No.34が見える。
12:29
草が密生し径も見えないので引き返す。
12:32
神社前に引き返し、直進する。

川原町 12:35
溜池の向こうに鉄塔No.34が見える。

堤塘を渡り、山へ入る。
12:44
径は途中で終わり、引き返す。

川原町 12:46
分岐を右へ進む。

12:48
左に鉄塔No.35への巡視路標識がある。

川原町 12:50
標識から左へ折れる。

急斜面を上がる。
12:52
島根原子力幹線鉄塔No.35に到着。

川原町 12:52
背の高い草が密生し、引き返す。
12:58
分岐に引き返し、左へ入る。
12:59
竹林内の林道を行く。

川原町 13:02
右に鉄塔No.35への標識がある。
13:02
鉄塔No.35へ向かう。
13:03
斜面を上がって行く。

川原町 13:04
階段を上がる。
13:05
鉄塔No.35へ到着。

嵩山が見える。

川原町 13:08
林道へ引き返し、林内を進む。
13:11
植林地内を進む。
13:12
左に巡視路標識がある。

川原町 13:12
急な階段を上がる。
13:14
さらに斜面を上る。
13:16
急斜面を上がる。

川原町 13:18
鉄塔が見えるが、左へ回る。
13:19
鉄塔No.36に到着。

嵩山が見える。径が見えず引き返す。

新庄町 14:04
再度鉄塔へ上がり、奥に径を見つける。
新庄町 14:05
鉄塔No.37への巡視路標識があった。
14:06
径は少し荒れている。

新庄町 14:08
14:18
径がはっきりしない。
14:14

新庄町 14:15
斜面を下り、橋を渡る。
14:16
谷は開けて広くなっている。
14:19
使われていない荒れた林道

新庄町 14:22
少し広い場所がある。

藪の奥に径がある。

木陰に鉄塔No.37への巡視路標識があった。

新庄町 14:23
14:23
斜面を上る。
14:24
荒れ気味の径を上がる。

新庄町 14:27
階段を上がる。
14:28
開けた径となる。
14:30

新庄町 14:31
14:34
14:36
鉄塔No.37へ到着、先に巡視路は見えない。

新庄町 
大平山など北山が見える。
14:53
谷の林道へ引き返し、林道を下がる。
上本庄町 14:57
背の高い草が多い。

上本庄町 15:00
草が少なくなった。
15:03
また草が多くなった。
15:06

上本庄町 15:15
15:17
舗装された林道になった。
15:20
国道431へ出た。


下りてきた谷を振り返る。


島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
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