島根町〜枕木山文導寺越え

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2018年6月2日(土) 島根町〜枕木山文導寺越え
 今日は、先日見つけたセイヨウエンゴサクの花の色の濃い別株を写していたので、再度確認にでかけました。またヒメレンゲも果実ができている頃だろうと思います。
 途中の道路脇に背の低いフランスギクを小さくしたような花がありましたが、葉の鋸歯の様子からノースポールギクのようです。まだあまり逸出していないようで、道路脇で見かけることはあまりありません。
 セイヨウエンゴサクは1軒の民家前の道路脇のコンクリートの隙間に10株程度が生えている様子で、近くの草むらや離れた場所には広がっていないようでした。花は現場で見たものは長さが1cmほどでしたが、持ち帰ったものは7mmほどの小さな花でした。生育状況による個体変異の範囲だろうと思います。他の特徴はセイヨウエンゴサクを指しています。

 帰りは野波から林道里路線を枕木山へ上がって帰ることにしましたが、少し時間があったので、文導寺越えのルートを確認してみることにしました。文導寺越えのルートは、以前に川部から上がっていますが、先日川部の谷を入ってみると、谷の入口が草に覆われて踏み跡が全く分からず、断念していました。枕木山から下ることで、ルートの確認をしてみることにしました。
 枕木山の駐車場から約150m北西の舗装林道脇の電柱(三坂山支26)から林道の崖の上で並行する山道へ入り、少し進むと電柱(三坂山支30)の手前の茂みの中に山道が下っています。山道は広い踏み跡が続いていて、林内は草もなく、あまり荒れていないので、歩きやすくなっています。3箇所ほど迷いやすい分岐がありますが、テープが巻いてあるので、テープに従えば迷うことはないと思います。谷へ下りると、草やシダが多くなって踏み跡が全くわからなくなりますが、流れを左に渡り植林地の脇を進むと、川部から上がってきた林道に出会いました。この川部からのルート入口は、林道終点の少し手前の植林地脇から入りますが、谷は夏場以降は草が多くなるので、入り口の確認が難しくなります。
 再度同じルートを登り返して、帰りました。
 文導寺越えは稜線から北側、千酌方面への古いルートで、昔は人の往来が多くありました。参考サイト(松江ハイキングクラブ)

ノースポールギク

ネバリノミノツヅリ tle=

ヨツバハコベ

鹿島
ノースポールギク
鹿島
ネバリノミノツヅリ
鹿島
ヨツバハコベ

ミドリハカタカラクサ

シャク tle=

セイヨウエンゴサク

鹿島
ミドリハカタカラクサ
島根
シャク(果実)
島根
セイヨウエンゴサク

ヒメレンゲ

アルストロメリア

島根
ヒメレンゲ(果実)
島根
アルストロメリア

電柱番号26から山道へ入る。 14:51
林道から山道へ入る。
14:52
林道と並行する山道を行く。

14:54
電柱番号30。
電柱の手前の茂みの中に山道がある。 14:57
入りがけは木々や草が多い。

14:59
道は広く歩きやすい。
15:02
分岐を左へ曲がる。
15:06
分岐を左へ曲がる。

15:09
分岐を右へ曲がる。
15:10
15:12

15:15
15:19
15:22

15:23
谷へ下りると草で踏み跡が見えない。
15:29
草の多い谷を下る。
15:30
川部からの林道に出会う。

右の大木の左脇を下りてきた。



島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
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