宍道町金山要害山城跡〜尾根道〜154mピーク

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2016年12月19日(月) 宍道町金山要害山城跡〜尾根道〜154mピーク
 ヒロハフウリンホオズキの様子を見に行きましたが、荒らしてあった水田跡はきれいに草刈りがされて、ヒロハフウリンホオズキも刈られていました。来年のための種子が残っているのか、また来年来てみることにします。道路脇の荒れ地に小さな白い舌状花をつけた花がありました。ハキダメギクのいじけたものかと思いましたが、よく見るとどうもコゴメギクのようです。2009年に見て以来7年ぶりの出会いです。近くには舌状花の大きなハキダメギクもありました。水路にミゾホオズキが黄色い花をつけていましたが、通常花期は夏とされていますが、葉も青々として茂っていました。北風の当たらない南向きの谷に生えているので元気なのでしょうか。

 今日は宍道町の金山要害山へ上がってみることにしました。要害山の城跡へは7月27日に上がっていますが、地理院の地形図には東側のピークに154mの標高と金山要害山の山名の記載があります。このピークへ尾根を辿って行けるかどうか確かめることにしました。
 金山地区の登山口付近で地元の人に話を聞くと、自分は行ったことがないのでわからないが、馬洗池のほうから行けるのではないかということだったので、とにかく城跡からルートを探してみようと思います。

 南宍道駅近くの登山口から入り、金山八幡宮の脇を抜けて斜面を上がると、以前に八幡宮があった平場があり、御神体であったであろう大きな岩が残されています。ここから崖を上った所が城跡で、最高地点の天狗成からは宍道の町から斐川平野が見渡せます。

 城跡から下がった八幡宮跡の平場に馬洗池の案内標識があり、ここから道が下っていて、もう一つのピークと方向はあっているので、辿ってみることにしました。急な斜面を下り、細い道をトラバースすると、馬洗池があり、その先に水路跡と標識があり道が続いていました。小さなピークへ上がると、北東へ向かってしっかりとした尾根道がありました。
 次の小さなピークで尾根道は南東方向へ向かいます。この尾根道は北方向へも続いており、いつか確かめようと思います。南東へ向かった尾根道は、やがて竹林を進み踏み跡ははっきりしませんが、尾根を歩くので間違えることはなさそうです。最後のピークの手前から、少し荒れた状況で小さな木々の枝が張り出していますが、歩けない状態ではありません。154mのピークあたりは、少し長い平場になっていますが、周りは木々に囲まれ眺望はありませんでした。

 城跡へ引返し、時間もあるので、坂口側へ下りてみることにしました。城跡の手前の堀切を抜けると、坂口からの登山道があり、枡型虎口跡、椎ノ木成を経て谷へ下り、坂口登山口へつきました。ここから20分ほど歩いて、金山登山口へ帰りました。  

ホシアサガオ

フユザンショウ

ミゾホオズキ

宍道
ホシアサガオ(果実)
宍道
フユザンショウ(葉)
宍道
ミゾホオズキ

ネコノメソウ

コゴメギク

ミヤマフユイチゴ

宍道
ネコノメソウ(葉)
宍道
コゴメギク
宍道
ミヤマフユイチゴ(果実)

サラシナショウマ

イタドリ

宍道
サラシナショウマ(果実)
宍道
イタドリ(黄葉)

大森神社 11:19
南宍道駅近くの登山口
11:20
線路の向こうに登山道がある

11:22
金山八幡宮の脇を入る
11:23
斜面を上がる
11:25
斜面を上がると標識がある

11:26
荒神さんを過ぎ左へ斜面を上がる
11:28
古い石段を上がる
11:30
八幡宮跡

11:31
城跡へ到着
11:33
城跡の最高地点 148.2m
北西方向の展望

11:38
神社跡から馬洗池に向かう
11:39
ロープを張った斜面を下る
11:42
馬洗池

11:45
水路跡の標識を過ぎる
11:47
ピークへ上がると尾根道がある
11:50
小ピークへ上がる

11:57
竹林内を進む
12:00
竹林が続く
12:04
荒れ気味の斜面を上がると154mのピーク

12:04
ピークは木々に囲まれ展望はない。
12:38
城跡へ引返し、二ノ成の手前から坂口へ下る
12:38
枡型虎口跡

12:40
細い地道が続く
12:41
椎ノ木成
12:41
竹林内の斜面を下がる

12:45
標識がある
12:49
ロープを張った急斜面を下りる
12:51
谷へ下りた

12:54
山を下り、舗装道路へ出る
12:54
下りてきた坂口登山口を振り返る
12:57
市道から登山口への案内標識

金山要害山の2つのピーク。



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