宍道要害山〜佐々布要害山〜金山要害山 |
2016年7月27日(水) | 宍道要害山〜佐々布要害山〜金山要害山 |
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今日は、宍道町にある3箇所の要害山を歩いてみようと思います。 宍道要害山は標高42mの低山で、宍道駅から線路沿いに西に向かい最初の踏切を渡った所に入り口があります。入口には要害山児童公園の看板があり、そこから右へ進むと「要害山」と書かれた大きな石柱が並んでいます。看板の先に山へ上がる石段がありますが、これは墓地へ行く道で、間違いです。石柱からの道を高い方へ向かって進むと、5分ほどで頂上へ着きます。頂上には現在は忠魂碑が建てられています。 佐々布要害山(126m)は森林公園の東側にありますが、ネットの情報では案内標識などは一切なく、駐車場の先にある「思い出の木」記念植樹地から入れるとのことなのですが、その前に駐車場の奥に展望台の案内標識があるので入ってみました。小高い丘に上ると広場の中央に三角点がありました。四等三角点(佐々布 123.00m)でした。 記念植樹地の看板から入り、梅林の園路を右へ回り、奥まったところから右へ梅林を抜けると、広い作業道に出会いました。しばらく広い作業道が続きますが、やがて荒れてきて、さらに道も細くなってきます。その先の尾根道を進むと、堀切と思われる鞍部があり、その先の急斜面を上がると頂上に着きました。頂上にはコンクリート柱に「佐々布要害山城跡」と書かれたものがあるだけで、周りも木々に覆われ眺望は全くありません。 金山要害山は以前に坂口から上がっていますが、今回は南宍道駅の近くから上がることにしました。農道から木次線沿いに上がって行くと、南宍道駅の手前の道路沿いの壁面に「金山要害山」「金山八幡宮」の案内標識があります。斜面を上がるとすぐに木次線の線路があり、渡った所に要害山の説明看板があります。斜面の道を上がっていくと、大きな鳥居があり、その先に八幡宮の社があります。社の脇を行くと、山へ上がる道が続いています。急な斜面の木の階段を上がると、傾斜は緩やかになり、少し行くと今度は石の階段があり、平坦な場所に上がると石垣と大きな岩がある旧八幡宮跡に着きます。そこから右へ回って上に上がると、金山(坂口)要害山城、詰ノ成という標識があり、宍道氏の居城が置かれた場所ということです。この奥に一段と高くなった場所があり、天狗成と言われ、要害山の頂上(150m)のようです。頂上からは宍道湖方面が一望でき、今日歩いた佐々布要害山、宍道要害山を見渡すことができます。 ただ地形図では金山要害山は東側のピーク(154m)を指しているようなので、機会があれば登山の可否を確認してみたいと思います。 帰りは時間があったので、八重山に上がってみました。 |
宍道 マツヨイグサ(果実) |
宍道 コメツブヤエムグラ(果実) |
宍道 クグガヤツリ(果実) |
宍道 ミゾホオズキ |
宍道 サンカクヅル(果実) |
玉湯 ゴキヅル |
東側から見た宍道要害山(42m)。 | 10:22 要害山児童公園。 |
10:22 看板から右へ線路沿いに進む。 |
10:23 要害山と刻まれた石柱がある。 |
案内看板。 | 10:25 少し荒れ気味の園路を行く。 |
10:27 頂上には忠魂碑が建てられている。 |
11:35 第3展望広場に三角点がある。 |
11:37 四等三角点(佐々布 123.00m) |
広場の中央に三角点がある。 |
大森から見た佐々布要害山。 | 11:47 駐車場から約300m上がる。 |
11:49 「思い出の木」記念植樹地の看板。 |
11:49 植樹地へ入る。 |
11:50 梅林を右へ行く。 |
11:51 奥まった所で右奥へ梅林を抜ける。 |
11:52 広い作業道がある。 |
11:54 作業道が荒れてくる。 |
11:55 道は細くなってくる。 |
11:56 尾根道を進む。 |
11:56 堀切?。鞍部へ下がってまた斜面を上がる。 |
11:58 急な斜面を上がる。 |
12:02 頂上(126m)はシダに覆われている。 |
コンクリート柱に「佐々布要害山城跡」とある。 |
坂口から見た金山要害山。 | 13:03 南宍道駅の手前の道路脇。 |
13:03 上がるとすぐに木次線を渡る。 |
案内看板。 | 13:06 鳥居が見えてくる。 |
13:07 金山八幡宮。 |
13:07 八幡宮の脇から奥へ道がある。 |
13:08 木の階段を上がる。 |
13:12 道が緩やかになる。 |
13:13 石段を上がる。 |
13:16 旧八幡宮跡地へ上がる。 |
13:17 馬洗い池への標識。 |
13:18 詰ノ成。 |
13:19 金山要害山頂上(150m)、天狗成。 |
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金山要害山頂上からの北側の展望。 |