多年草 北海道〜九州の谷川や溝のほとりに生える。全体軟かく毛はない。茎は高さ10〜30cm、方形、基部で多く分枝する。葉は長さ1.5〜4cm、幅1〜2.5cmで最上部のものをのぞいて明らかな柄がある。花は上部の葉腋につき、花柄は長さ1.5〜3cm。萼は筒状で5稜があり、長さ8〜10mm(果時には10〜15mm)、稜には狭い翼がありそれに小突起があり、先は突起状のごく小さい5歯があり、そのふちに小突起様の毛がある。花冠は黄色、長さ1.5〜2cmで先は5裂し、雄しべは4本。さく果は長楕円形で萼に包まれ、種子はきわめて小さく平滑。花期は6〜8月。(原色日本植物図鑑) 学名は、Mimulus nepalensis ハエドクソウ科ミゾホオズキ属 |
▼2016年7月27日 宍道 | ▼上唇は2裂、下唇は3裂する。 | ▼萼には5稜がある。 |
▼花は萼を含めて長さ約12mm、花柄は15mm。 | ▼花は直径約8mm。 | ▼萼には5稜がある。 |
▼萼の中に果実がある。 | ▼萼は長さ約9mm。 | |
▼萼を除くと果実がある。 | ▼果実は花柱を除いて、長さ約7mm。 | ▼果皮が裂けて種子が出る。 |
▼種子は長さ約0.5mm。 | ▼不明瞭な網目模様がある。 | |
▼葉は対生する。 | ▼葉は長さ約2cm、短い葉柄がある。 | ▼葉の裏面。 |
2013年7月25日 八雲 | 上唇は2裂、下唇は3裂する。 | |
下唇の内側に毛状突起が密生する。 | 萼の先は切形で稜の先に5個の突起がある。 | |
花は萼を含んで長さ約1.7cm、花柄は1.1cm。 | 花は直径約1cm。 | 大きくなった萼の中に果実がある。 |
萼は長さ約1cm、先端に5個の突起がある。 | 萼の稜上に突起が並んでいる。 | |
稜上の突起。 | 萼の先端の突起。 | 萼の中の果実は長さ約6mm、花柱が残る。 |
果実は熟すと裂けて種子が出る。 | 種子は長さ約0.5mm。 | |
種子には不明瞭なしわがある。 | 葉は長さ約2.4cm、短いが葉柄がある。 | |
葉は短い葉柄で対生する。 | ||
2005年5月28日 八雲 | ||
2019年6月6日 八雲 | 上唇は2裂、下唇は3裂する。 | |
2016年12月19日 宍道 | ||
2021年4月24日 宍道 | 排水口に生えている。 | |
2015年8月16日 果実 八雲 | 果実を包む萼は長さ約8mm。 | 果実は長さ約6mm。 |
成熟した種子がなかった。 | ||