ホシアサガオ(星朝顔)

1年草
熱帯アメリカ原産。北アメリカ、オーストラリア、東南アジアなどに広く帰化している。全体無毛。茎はつるとなってよく分岐し、他物に巻き付いて長さ数mになる。葉は卵円形から心臓形で全縁または3裂し、葉柄があって互生する。葉腋に葉柄より長い花柄を出し、直径1.5cmほどの淡紅色で星型、ロート形の花を数個固めて着ける。小花柄にはイボ状の突起がごくまばらにある。第二次世界大戦後に帰化した。関東地方以南の道端などに発生する。種子は長さ4mm。花期は夏〜秋。(日本帰化植物写真図鑑)
学名は、Ipomoea triloba
ヒルガオ科サツマイモ属
 似た花にマメアサガオがある。



▼2016年10月22日 花冠は星形。 宍道▼花柄の先に7個の花がついている。▼花の中心部が濃色になる。葯は白色。

ホシアサガオ花

ホシアサガオ花

ホシアサガオ花

▼花柄は長いものは13cm以上ある。▼花冠は直径約1.8cm。

ホシアサガオ

ホシアサガオ花柄

ホシアサガオ花

▼雌しべ1、雄しべ5、花糸の基部に毛がある。▼小花柄に低いイボ状突起がある。

ホシアサガオ花

ホシアサガオ小花柄

ホシアサガオ果実

▼果実はほぼ球形。▼果実は直径約9mm、上部に毛がある。

ホシアサガオ果実

ホシアサガオ果実

ホシアサガオ果実

▼葉は全縁のものや3裂するものがある。▼葉身は長さ約7cm。

ホシアサガオ葉

ホシアサガオ葉

ホシアサガオ

ホシアサガオ

ホシアサガオ

ホシアサガオ

▼マメアサガオとの比較。

ホシアサガオ

ホシアサガオ花




▼2016年12月19日 果実 宍道▼果実には長い柄がある。

ホシアサガオ果実

ホシアサガオ果実

ホシアサガオ果実

▼果柄は長さ11〜18cm。▼小果柄は長さ約1cm。▼果実は直径約8mm。

ホシアサガオ果実

ホシアサガオ果実

ホシアサガオ果実

▼種子は4個入る。▼種子は長さ約4mm、表面は平滑で光沢がある。

ホシアサガオ種子

ホシアサガオ種子

ホシアサガオ

ホシアサガオ

▼2016年11月17日 完熟前の果実 宍道▼長い果柄がある。

ホシアサガオ果実

ホシアサガオ果実

ホシアサガオ果実

▼果柄は長さ約11cm、小花柄は長さ約1cm。▼萼は平開しない。果実には毛がある。

ホシアサガオ果実

ホシアサガオ果実

ホシアサガオ果実

▼果実は直径約7mmのほぼ球形。▼種子は4個入る。▼種子は長さ4〜5mm。

ホシアサガオ果実

ホシアサガオ種子

ホシアサガオ種子

▼表面は平滑で光沢がある。

ホシアサガオ種子

ホシアサガオ



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松江の花図鑑