2020-3-12 東持田町納蔵西〜持田川旧道(仮称)を探して

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2020年3月12日(木) 東持田町納蔵西〜持田川旧道(仮称)を探して
 2月2日2月15日2月20日に探した東持田町の納蔵西から持田川沿いに上がっていく持田川旧道(仮称)へ、4回目の挑戦となります。この旧道は昭和初期の旧版地形図に載っており、林道澄水山線ができるまでは、東持田町から島根町へ峠を越えるルートでした。今日こそ、目的の峠まで上がってみようと思います。

 東持田町納蔵西から谷へ入り、大平滝を過ぎ川沿いに上がって行くと、開けた草地の斜面に出てきます。ここから川原へ下りるような感じになりますが、旧道は草地の斜面を横切り、木々の間から谷の斜面の径になります。斜面の径は崩れやすく、狭くなっています。今日は前回に使ったロープの余りを、短いですが危ういところに張っておきました。斜面の径は滝の上部を越えて行きますが、滝を越える部分には石垣が組まれていて、昔の旧道であったことが偲ばれます。

 滝を過ぎたところで川を渡っていくと、倒木が径に横たわり、その先に大きな滝が見えてきます。この滝の手前には、滝の上部を越えていく斜面の径があったように思われますが、斜面の径が崩壊しているようです。崩れた斜面には、掴めるような木がなく滑り落ちそうですが、先日簡略的にロープを張ったおかげで、幾分か安心して通れるようになりました。斜面を横切り、滝の直前の急な崖をロープを頼りに上がると、斜面の上に滝を越えていく径が残っています。

 滝の上部を越えると、径は倒木のある川沿いに続き、その先にはまた大きな滝があります。滝の両岸は急斜面で径はなく、滝の手前から斜面に斜め後ろに向かって径が上がっており、その上に川上へ向かって径が続いています。滝の上部を越えて行くと、斜面の藪の下には水の流れ落ちる音がしており、滝が連なっているようです。

 この先の斜面の径は当初、木々の枝が伸び放題の藪になっており、通れる状態ではありませんでしたが、ほとんど枝を切ったので、歩きやすくなりました。径を進むと、大きな長椅子のような岩が横たわっており、昔の人はここで休んだのかなと、想像してみたりします。ここから少し進むと平坦になり、川に出会います。

 川のある場所は少し開けた場所になっていて、川を渡っても径があるのかなと思いながらも、今までは川を渡らず直進して、少し先から川を渡っていました。今日は川を渡ってから、川沿いを下って確かめると、山際にはっきりとした踏み跡が残っており、先程川に出会ったところまで続いていました。どちらがルートなのかは微妙なところです。

 10分ほど径を上がると大きな岩場となって川沿いの径はなくなり、手前の左の斜面に「く」の字形に上る径が続いていました。斜面の細い径を上がると、岩場を越えて、やがて植林地となり、谷はやや平坦になってきます。この先で小さくなった川を渡ると、径が全く見えなくなってしまいます。

 川沿いに上がって行くと、右の斜面が急になってくるので、対岸へ渡ろうとしますが、川は細いものの、えぐられたように深さがあるので、簡単には渡れません。なんとか対岸へ渡って、径のない谷を上がって行くと、川が左右に分岐します。

 旧版地形図から想定したルートは左なので、左の谷へ向かいましたが、この谷は狭く、両岸の斜面は急となって、非常に歩きづらくなってきます。引き返そうとも思いましたが、もう少しと思い進んでみました。谷の最奥では、目の前に高さはないものの急斜面があり、大きな岩の横からよじ登りました。崖の上は緩斜面になっており、以前に径を探して入ったことのある見覚えのある谷でした。もう少し上がると、林道の峠の少し下へ出てくるはずです。

 旧道がこんな狭く急な谷を上がるはずはなく、別のルートがあるのではないかと、近くを探して見ると、U字形の踏み跡らしきものが下がっているのが見つかりました。その径を下がってみると、先程の川が分岐したところへ下りてきました。左の川を上ったのが間違いで、川に挟まれた林内の尾根筋へ上がるのが正解だったようです。はっきりした踏み跡をたどると、15分ほどで林道へ出会いました。

 なんとか4度目の挑戦で、旧道を峠まで上がることができました。まだこのルート上で確認したいところがいくつかあるので、またの機会に歩いてみようと思いますが、とりあえず持田川旧道の探索はこれで終わりとします。

東持田町納蔵西 10:38
林道澄水山線から谷を入る。
10:39
林内へ入る。
10:42
標識から右折する。

東持田町納蔵西 10:43
川原へ下りる。
10:44
登山道は左へ、右へ進む。
10:45
川を渡る。

東持田町納蔵西
両岸に橋の基礎が残っている。
10:46
小さな滝がある。
10:48
対岸の谷の奥に大平滝が見える。

東持田町納蔵西 10:48
川を渡って、右折する。
10:49
川沿いに上がる。
10:52
開けた斜面の草地に出る。

東持田町納蔵西
川原には下りずに草地を進む。
10:53
斜面の林内を行く。
10:55
斜面の細い径を滝へ向かう。

東持田町 11:04
石積みのある径で滝を越える。
11:05
飛び石づたいに川を渡る。
11:07
倒木の向こうに大きな滝が見える。

東持田町 11:08
大きな滝
11:12
11:12
崩れた斜面を横切る。

東持田町 11:13
崖を上る。
11:15
崖の上に、径がある。
11:17
倒木のある川沿いを行く。

東持田町 11:23
また大きな滝がある。

11:24
滝の手前に斜め後ろに向かう径がある。

東持田町 11:25
斜面を上る。
11:26
斜面を上がると径がある。
11:28
滝の上部を越えていく。

東持田町 11:29
藪の下に滝が連なっている。
11:30
斜面の径を行く。
11:35

東持田町 11:39
長椅子状の岩がある。
11:40
川に出会う。
11:41
川は渡らず、川沿いに直進する。

東持田町 11:43
川を渡る。
11:46
引き返し、11:40の所から川を渡る。
11:48
はっきりした径がある。

東持田町 11:50
11:43の場所に出会う。
11:50
林内の径を上がる。
11:52

東持田町 11:52
小さな滝がいくつもある。
11:53
左に入った小さな谷に高い滝があった。
11:55
大きな岩場で直進できない。

東持田町 11:55
左の斜面に径が上がっている。
11:56
斜面の細い道で岩場を越える。
12:03
谷が平坦になってくる。

東持田町 12:06
小さな滝がある。
12:08
大きな岩の横を通る。
12:11
小さな川を渡る。

東持田町 12:13
径は見えなくなる。
12:15
川を渡る。
12:19
径はないが川沿いに上がる。

東持田町 12:21
右斜面の林の向こうに林道が見える。
12:23
川が分岐する。
12:26
左の狭い谷へ入る。

東持田町 12:29
谷は狭く、斜面を歩く。
12:30
谷はさらに狭く急になってくる。
12:35
非常に歩きづらくなる。

東持田町 12:38
谷の最奥の急斜面を上がる。
12:40
谷を上がり、緩斜面になる。
12:44
径を探すと、踏み跡が下がっている。

東持田町 12:49
川の分岐から中央の尾根に向かう。
12:51
堰堤や水路がある。

東持田町 12:54
はっきりした径が上がっている。
12:55
13:00
U字形の径を上がる。

東持田町 13:02
林道が見えてきた。
13:04
出てきたところを振り返る。

昭和12年発行地形図


島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
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