2019-8-17 大庭町〜東出雲町 |
2019年8月17日(土) | 大庭町〜東出雲町 |
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今日は、7月に見つけたハリコウガイゼキショウやホドイモ、クソニンジンの様子を見に行きました。 ハリコウガイゼキショウはちょうど花が咲き始めたところで、次回は果実の時期に観察してみます。また同じところにあったヘラオモダカは、少し花期を過ぎた状態で、長い花茎を伸ばして倒れ込んで花をつけていました。 林内を一面に3小葉をつけたつる状の植物が這っていました。ツタかツタウルシになるのですが、鋸歯の先が芒状になっているので、ツタになります。 ホドイモは花を写した場所で果実を探しますが、なかなか果実が見つかりませんでした。花が咲いた後の花序枝は残っていますが、ほとんどの枝に1個も果実がついていません。やっと見つけた果実は3個だけで、結実率が低いのでしょうか。 八雲町の河原やその上流部でしか見かけていないハネミギクが、下流域の土手の林縁にありました。河原ではないので、流れに乗ったものではなく、人や動物に寄って運ばれたことになるのでしょう。 クソニンジンは70cm程度に大きくなったものが1本だけで、まだ小さな10cmくらいのものが数本あるだけでした。去年は大きなものがたくさん生えていたのと比べると、少し寂しい感じです。来月には花を咲かせると思われます。 水田の中の片側にオモダカによく似た幅の広い大きな葉をつけたものがありました。稲を植えるのを避けてあるので、栽培されているようです。多分、これはクワイだろうと思われます。花の時期ではありますが、全く花が咲いた形跡はありませんでした。図鑑によると花の咲かない系統もあるということなので、その系統になるのかもしれません。図鑑ではもっと大きな葉をつけるものもあるらしいので、これは小さい方になるのでしょうか。塊茎を確認したいところですが、栽培されているとなると、それも難しそうです。 |
2019年8月17日 大庭町 ハリコウガイゼキショウ |
2019年8月17日 大庭町 ツタ(葉) |
2019年8月17日 大草町 ホドイモ(果実) |
2019年8月17日 大草町 ハネミギク |
2019年8月17日 東出雲町 クソニンジン(葉) |
2019年8月17日 八雲町 クワイ(葉) |