一年草 中国から薬用として入り、野生化したものと考えられている。道端や市街の荒れ地などに生える。全体に臭気がある。茎は高さ1.5mに達し、多く枝を出し、毛はない。葉は3回羽状に細かく全裂し、終裂片は幅約0.3mm、表面に粉状の細毛がある。大型の円錐花序に多数の頭花をつける。頭花は球形で、径1.5mm内外、毛はない。果実は長さ0.7mm。別名ホソバニンジン。花期は8〜10月。(日本の野生植物) 花は淡黄褐色の筒状花のみで、中央部に両性花、周辺部に雌花が咲く。(デジタル植物写真集) 学名は、Artemisia annua キク科ヨモギ属 |
▼2018年10月28日 東出雲 | ▼円錐花序に小さな頭花を多数つける。 | |
▼頭花は長さ約2mm、幅約1.5mm。 | ||
▼子房の大きくなった両性花、長さ約1.5mm | ||
▼雌性花。 | ▼子房の大きくなった雌性花、長さ約1.5mm | ▼若い果実、長さ約0.7mm。 |
▼葉は羽状複葉。 | ||
▼葉の最終裂片は幅約0.5mm。 | ▼葉の表面に微細な毛がある。 | |
▼葉の裏面。 | ||
▼大きなものは高さ約1.6m。 | ||
▼2019年8月17日 幼株 東出雲 | ▼葉は3回羽状深裂。 | |
▼高さ約70cm。 | ||
▼まだ高さ10cmほどの株。 | ||
▼2019年7月17日 幼株 東出雲 | ▼葉は3回羽状深裂。 | |
▼高さ30cmほどの個体。 | ▼まだ5cmほどの小さな個体。 | |