2019-7-2 鹿島町石井川〜大平山・小城山〜林道澄水山線 |
2019年7月2日(火) | 鹿島町石井川〜大平山・小城山〜林道澄水山線 |
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今日は5月にケグワの花を写したので、少し時期が遅くなりましたが、果実の様子を見に行くことにしました。 キクムグラの果実の様子を写そうとしましたが、果実はほとんど落ちてしまっていましたが、なんとか2個ほど見つけることができました。ネコノチチは花を何度も写しているので、記録だけにと簡単に写しておきましたが、まだ詳しく写していないことがわかり、また今後の課題となりました。 ウワバミソウの果実にちょうどいい具合に出会えました。詳しく観察すると果実の基部になにか白い丸まったものがあります。アオミズの果実の基部にも同様なものがあり、これは退化雄しべということが資料に記載がありますが、ウワバミソウには、そのような記載が見当たりません。同じイラクサ科なので同じような構造だということはあると思いますが、はっきりしません。 ケグワは果実がほとんど落ちてしまっていました。それでも何個か、手の届くところに残っていましたが、黒く熟したものはありませんでした。落ちていた果実も黒くなったものは見当たりませんでした。 |
鹿島町 サフランモドキ |
鹿島町 ウチワサボテン |
島根町 キクムグラ(果実) |
鹿島町 ネコノチチ |
鹿島町 ウワバミソウ(果実) |
島根町 ケグワ(果実) |
鹿島町上講武から大平山への登山道は、トンネル手前の擁壁上から入るのですが、地形図にはさらに手前の石井川の谷から上がるルートが描かれています。以前から気になっていて、谷の奥の砂防堰堤の脇を上がってみたこともありますが、径は不明でした。堰堤手前から川の対岸を上がっているようですが、現在は藪になっていて通れそうにもありません。堰堤の奥の谷から、尾根に向かって上がり、地形図のルートを探してみようと思います。 堰堤を越えて谷の奥の竹林に入ったところから、対岸の斜面の上がれそうな場所を探しました。急斜面を獣道を頼りに、木々につかまりながら、尾根筋に向かって上がりました。なんとか尾根筋に上がると、はっきりした径が尾根を下っていました。どこから上がっているのか、確かめようと下ってみました。しばらくははっきりした径がありましたが、10分ほど下がると、藪になって径もなくなってくるので、ここまでで諦めて引き返しました。 元へ帰って尾根を上がって行くと、やがて密生した竹林となって、竹の間を縫うように斜面を上って行きます。竹林を抜けると急斜面となり、掴まるものが少なくなり、掴まれる木を探して上がっていきました。また大きな岩がごろごろしていて、これを回り込むように上がりました。 急斜面を上がり切ると、尾根径になりますが、20分ほど上がると藪になって、全く踏み跡などなく、木々の枝を切り払いながら進みました。10分ほど藪を上がると、やっと登山道に出会いました。登山道と出会った場所は、地形図とは200mほど西になりました。大平山の西のピークは古い地形図では小城山となっています。 急斜面を上がってからは、概ね尾根を歩いていたつもりなのですが、13:35位から西へずれてしまったようです。また急傾斜の斜面を上がるところは、足をすべらせれば転げ落ちそうなので、こんなルートが地形図に載るのもおかしいので、径が崩れ落ち消えてしまっているのかもしれません。東へ向かうような分岐はなかったような記憶ですが、機会があればもう一度、ルートを確認してみたいと思います。 |
11:23 石井川の谷へ入る。 | 11:26 谷の奥へ進む。 | 11:27 右の斜面のフェンス脇をを上る。 |
11:32 枝が伸び荒れている。 | 11:35 砂防堰堤の上へ上がってきた。 | 11:36 堰堤内貯水池を回っていく。 |
11:39 | 11:42 谷の奥で左へ川を渡る。 | 11:45 再度右へ川を渡る。 |
11:46 斜面にロープが張ってある。 | 11:50 左の谷沿いへ下りる。 | 11:52 奥の対岸は急斜面で上がれない。 |
11:55 少し手前から対岸の斜面を上る。 | 12:10 道なき急斜面を上がる。 | 12:12 急斜面の獣道を上がる。 |
12:15 | 12:18 尾根筋に上がると、径が下っている。 | はっきりした径が続いている。 |
12:31 藪が深くなり、下がるのを諦める。 | 12:41 元へ引き返し、尾根筋を上がる。 | 12:53 密生した竹林を抜けていく。 |
13:00 竹林を抜け出した。 | 13:09 石の多い急斜面を上がる。 | 13:12 大きな岩がある。 |
13:16 転げ落ちそうな急斜面を振り返る。 | 13:20 急斜面を上がる。 | 13:27 やっと急斜面を上がりきった。 |
13:32 尾根道を行く。 | 13:37 | 13:43 |
13:53 藪になってくる。 | 14:02 まだ藪が続いている。 | 14:05 やっと登山道へ出会った。 |
出てきた藪を振り返る。 |