島根町〜御手洗滝・澄水山

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2018年5月24日(木) 島根町〜御手洗滝・澄水山
 今日は、先日見かけたナツトウダイやフデリンドウの果実の様子を見に島根町に出かけることにしました。ついでに御手洗滝の方面にも行ってみようと思います。
 ナツトウダイは果実を落としてしまったものもありましたが、ちょうどよい時期で果実を写すことができました。フデリンドウは既に種子を全て出し終わったあとで、ずいぶん前に開いてしまったようでした。
 御手洗滝に向かう途中の民家の前の道路脇に、小さな花をつけたものがありました。花の様子はムラサキケマンなどに似た感じですが、花はずいぶん小さく、葉の様子も違っています。帰ってから調べると、カラクサケマン、ニセカラクサケマン、セイヨウエンゴサクなど3種のカラクサケマン属が帰化しているようで、どれもよく似ているようです。葉の様子や果実の斜上する様子からセイヨウエンゴサクとしました。

 御手洗滝から澄水山のルートは、一度滝の上部から上がり、駐車場へ下りていますが、今回は逆に駐車場から澄水山へ上がり、滝の上部へ下りることにしました。駐車場から滝へ向かう道を数m入ったところから山の斜面を上るのですが、草が生えたりしていると分岐がわかりにくい状態です。斜面を上っていくと、U字形に削られた踏み跡が歴史を感じさせる昔からの里道が続いています。30分ほど林内の道を上がると、目の前が明るくなり、大きなオオウラジロノキが目に入り、広い作業道に出会います。作業道を10分ほど上がると、新設された(まだ未開通)林道北山線に出会います。この林道を西へ10分ほど歩いて、右手のカーブミラーの先から植林地へ入ります。御手洗滝からの尾根になる場所です。林内へ入るとはっきりとした踏み跡が尾根に続いていて、尾根を外さなければ、迷うことはないと思われます。最後の急斜面を下ると、滝の上部の川の流れに出会うので、反対側の斜面を下っていくと、古いお堂のような建物のある広場に出てきます。ここから水の流れの音の方へ下っていくと、御手洗滝へ到着します。滝からは15分ほどで、元の林道終点の駐車場へ着きました。途中に斜面を上っていく踏み跡がありましたが、位置からは今回のルートの間にある尾根を上がっているようで、いつか確かめてみたいと思います。

ナツトウ

ヨモギ属 tle=

フデリンドウ

島根
ナツトウダイ(果実)
島根
ヨモギ属(葉)
島根
フデリンドウ(果実)

セイヨウエンゴサク

ヒメレンゲ

ニッコウバイカウツギ

島根
セイヨウエンゴサク
島根
ヒメレンゲ
島根
ニッコウバイカウツギ

オオウラジロノキ

イヌブナ

ムラサキツユクサ

島根
オオウラジロノキ(胴吹きの葉)
島根
イヌブナ(果実)
島根
ムラサキツユクサ

13:51
駐車場から林内へ向かう直ぐを左の斜面へ入る。
13:53
13:59

14:02
14:06
緩斜面になる。
14:11

14:13
また急な上りになる。
14:16
14:21
林内を抜ける手前のお地蔵様。

14:28
林を抜けたところに大きなオオウラジロノキがある。
14:44
広い作業道を上がる。
14:50
新設の林道北山線に出会う。

14:55
林道北山線を西へ。
15:00
カーブミラーの先から植林地へ入る。
15:06
踏み跡をたどって行く。

15:08
15:10
尾根の踏み跡をたどる。
15:11
急斜面の尾根を下がる。

15:15
15:17
川の音を聞きならが急斜面を下がる。
15:20
滝の上部の川の流れに出会う。

15:21
川の反対の右の斜面を下る。
15:22
15:24

15:25
15:27
お堂の跡へ出る。
15:30
御手洗滝。

15:34
斜面をトラバースする。
15:36
15:37
谷を渡る。

15:38
上に向かって踏み跡がある。
15:39
谷を渡る。
15:41
谷を渡る。

15:42
林道終点の駐車場が見えた。



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