下佐陀町〜三角点(稲内,小谷,菅田公園)

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2017年10月4日(水) 下佐陀町〜三角点(稲内,小谷,菅田公園)
 今日は下佐陀町の三等三角点(稲内 108.84m)へ再度挑戦することにしました。
出掛けにキショウブのあった場所で果実を探すと、ちょうど果実が裂けているものがあり、褐色の種子を写すことができました。また、コオニビシの果実を写そうと思いましたが、手の届く所にないので、岸に流れ着いている果実殻がたくさんあったので観察してみました。ほとんど4本の刺のあるものでしたが、刺の発達の悪いものや、コブ状の突起があるものなどがありました。
 下佐陀町の山ではアケボノシュスランが咲いていました。また、林内の水が滲み出しているような湿地に、ちょっと雰囲気の違うヤナギタデに似たものがありました。葉に黒斑があるし、また葉を噛んでみても辛くはないし、これがボントクタデではないかと、とりあえず写しておきました。調べてみると、毛や果実の様子からボントクタデで間違いないようです。谷の出口にある田んぼにも生えているのかもしれません。
 5年前に見かけたホソバフウリンホオズキは、その後確かめても見つけられませんでしたが、今年は同じ場所に花をつけていました。

 淞北台にある四等三角点(法吉 62.26m)は、水道施設の近くにあり、施設内は立入禁止になっていました。再度ルートを確認してからにすることにしました。   

キショウブ

コオニビシ

アケボノシュスラン

末次
キショウブ (果実)
鹿島
コオニビシ(果実殻)
下佐陀
アケボノシュスラン

ボントクタデ

ホソバフウリンホオズキ

シライトソウ

下佐陀
ボントクタデ
西生馬
ホソバフウリンホオズキ
西生馬
シライトソウ(果実)

2017年10月4日(水) 下佐陀町 三等三角点(稲内)
 三等三角点(稲内 108.84m)は北側からは山際がクズなどに覆われて入ることができないので、南側からのルートを探したところ、下佐陀町の谷から入れそうなので、向かってみることにしました。道路から田んぼの脇を通って谷へ入ると、水の流れの脇に湿った小径が続いていました。しばらく進むと目の前に急斜面があり、小径も終わっていました。斜面を上がってみると地図にない溜池があり、斜面は溜池の堤塘でした。この堤塘を右へ進み、山の急斜面を尾根へ上がりました。尾根には踏み跡などはありませんが、あまり邪魔をするような深い藪はありませんでした。頂上と思われるような開けた場所で、木が切られた跡があり、三角点を探しますが、一向に見当たりませんでした。何度も周囲を探しても見当たらないので、少し範囲を広げて探そうと藪の中へ入ると、一段高い場所があり、ここが頂上で白い標示杭がありました。   

11:08
道路から水田脇を谷へ入る。
11:10
植林脇を奥へ向かう。
11:11
林内へ入る。

11:14
小径が終わり、堤塘の斜面を上がる。
11:20
溜池の堤塘を右へ、斜面を尾根へ向かう。
11:23
尾根筋を上がる。

11:30
11:36
11:40
急斜面を上がる。

11:55
12:00
頂上と間違え三角点を探す。
12:30
少し奥に頂上があった。

三等三角点(稲内 108.84m)

2017年10月4日(水) 西生馬町〜四等三角点(小谷)
 四等三角点(小谷 190.92m)は林道東西生馬線から谷へ入るルートのようです。谷へは小径があったようですが、草に覆われているので、溝や倒木に気をつけながら進むと、小さな溜池があります。溜池の右手から、溜池に沿うように斜面に小径が続いています。溜池を過ぎて植林地の谷を上がると、三方は急な斜面になってきます。右手の急斜面に向かいますが、少し上がるとシダが多くなって、足下が見えなくなって歩きづらくなります。30分ほど急斜面を上がると、木を切り払った小径に出会いましたが、どこから上がってきているのでしょう。ここからはすぐ尾根に上がり、歩きやすい尾根道が続きました。頂上部は狭いが開けているので、三角点はすぐに見つけられました。
 帰りの下りで、往路で斜面から尾根に上がった場所から尾根筋に下りの踏み跡らしきものがあり、たどってみました。しばらくは踏み跡が続いていましたが、やがて藪の中に見えなくなってしまいました。後から地図を確かめるとこの先に鉄塔があるので、どこからか続いていたのでしょう。
 もとに引き返し斜面を下がっていると、いつの間にか往路で通っていない場所を進んでいました。往路で小径に出会った場所から、小径へ入って下っていました。小径の入口は、池の奥から植林地へ入ったすぐの場所でした。   

13:48
道路脇から荒れ気味の谷へ入る。
13:51
草が生い茂っている。
13:54
溜池の右から山へ入る。

13:55
溜池沿いに斜面を行く。
14:04
植林地の谷を上がる。
14:07
右の急斜面を上がる。

14:12
シダの生えた急斜面。
14:23
14:25
背の高いシダはなくなった。

14:36
14:40
木が刈られた小径に出会う。
14:41
尾根に上がる。

14:42
尾根の小径は歩きやすい。
14:47
14:49
狭い尾根を進む。

14:54
14:56
小径は直進するが、右のピークへ上がる。
14:59
狭いが開けた場所に三角点があった。

四等三角点(小谷 190.92m)

2017年10月4日(水) 学園二丁目 四等三角点(菅田公園)
 四等三角点(菅田公園 2.63m)は公園の北東の角の草地の中にありましたが、鉄蓋の中にあり、蓋が錆びついて動かなかったので中は確認できませんでした。   

菅田公園の北東角の草むらにあった。 鉄蓋は錆びついて動かなかった。 四等三角点(菅田公園 2.63m)





島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
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