本宮山〜秋葉山

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2016年6月27日(月) 本宮山〜秋葉山
 今日は、本宮山の三角点を確認し、秋葉山に登ることにしました。
 出掛けに川原に逸出しているサトイモの状況を見ました。去年見たのと同じ場所に生えていたので、普通に越冬しているようです。上大野町にある伝説のサトイモも芽を出して葉を広げていました。
 去年栽培されていたキソケイのような葉をしたものは、もう花期が過ぎ殆どは果実になっていましたが、1個だけ黄色い蕾がありました。花は確認できませんでしたが、花が黄色ということで、キソケイと判断しようと思います。
 施設のフェンスの中に背の高い白い蕾をつけたものがありました。葉の様子や糸状の雄しべの様子からタケニグサのようです。今までまだ1箇所でしか見たことがないので、これでやっと2箇所目となりました。
 道路脇の草地に小さな花をつけたアレチハナガサのようなものがありました。花の大きさや草姿からハマクマツヅラだと思います。
 電車の線路脇にフサフジウツギのようなものが花をつけていますが、近づくことができないので、細部が確認できません。他のフジウツギの仲間とは違うようなので、フサフジウツギでいいような気がします。

 冬に一畑中道のことで訪ねた大野公民館へ寄って、まだ確認できていない四十七丁町石の場所について尋ねてみましたが、わかりませんでした。現場を再度歩いてみましたが、四十八丁町石の手前に確認ができませんでした。
 本宮山は頂上まで車で上がれるような舗装道路があるので、あまり上がる気はしないのですが、三等三角点(278.8m)を未確認だったので、確認のために上がりました。本宮山へ舗装道路以外に道はないかと公民館へ尋ねましたが、舗装道路以外に道はないとのことでした。頂上にあった建物は撤去され、頂上が広く感じられます。

 秋葉山は登山ルートの情報はありませんが、地理院の点の記には農道から小径があると記載があります。
 農道から小さな舗装された道が山へ続いていて、道を進むと小径は右へカーブし本谷地区の集落へ向かっているようです。カーブする手前で林の中へ踏み跡が続いているようなので、直進します。数十m進むと、管理された作業道へ出会いました。作業道は左右へ続いていますが、左へと進んでみました。少し進むと道は左へカーブし農道の方へ行くようなので、右の斜面にある踏み跡を上がりました。
 踏み跡をしばらく上がると、草が多くなり踏み跡は見えなくなってしまいましたが、尾根らしい場所を上に上がって行くと、植林地の間に上に続く直線的な道があり、また踏み跡が続いています。
 稜線に上がり、そこから右へと上がっていくと頂上で、奥に不動明王が祀ってありました。三角点はしばらく探すと、シダに埋もれて四等三角点(127.3m)がありました。頂上からの眺望は全くありません。

サトイモ

ワルナスビ

キソケイ

玉湯
サトイモ
玉湯
ワルナスビ
大野
キソケイ

サトイモ

タケニグサ

ムサシアブミ

上大野
サトイモ
上大野
タケニグサ
秋鹿
ムサシアブミ

ハマクマツヅラ

フサフジウツギ

秋鹿
ハマクマツヅラ
西浜佐陀
フサフジウツギ

大野町から見た十膳山 12:49
農道から本宮山へ2926m
12:49
右の鉄塔のある山が本宮山

13:03
東村三叉路 あと1342m
13:09
十膳山が下に見える。

13:12
岡本町からの道と合流。あと570m。
13:19
頂上手前。
13:21
頂上の三角点。

三等三角点(278.8m) 頂上からの展望、霞んでいる。

岡本町から見た秋葉山。 14:09
農道から細い舗装道路を入る。
14:11
道は右へ曲がるが、林内へ直進する。

14:13
作業道に出会い、左折する。
14:14
作業道は続くが、右へ山を上がる。
14:18
途中草地を過ぎると林内に道が続く。

14:21
稜線に上がり、右へ上がる。
14:23
頂上に不動明王が祀られている。
14:28
シダに埋もれていた三角点。

四等三角点(127.3m)。



島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
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