2012年8月19日の日記 |
2012年8月19日(日) | 玉湯〜東忌部 |
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今日は久しぶりに玉湯町の花仙山の辺りから、東忌部へ行ってみました。以前には池の周りを歩けた場所も、オオバヤシャブシなどの樹木が大きくなり、また草も生い茂って環境が全く変わってしまいました。放棄された水田は時とともに野山と一体となってしまっています。 秋に水田の脇で見かけた幼株のあった場所には、ヌマトラノオが白い花をつけていました。そう思って以前の葉を考えると、ヌマトラノオの葉であったと思われます。田んぼの隅にあったコケオトギリの仲間をみると、苞葉が披針形のようです。花を見ると、雄しべの数も多そうなので、ヒメオトギリのようです。はっきりヒメオトギリと断定できるものは、これが初めてです。神社の境内に生えている苞葉が披針形でヒメオトギリによく似たものは、雄しべの数が多くないので、別の種類と思われます。 あまり写すものもないので、ヘラバヒメジョオンというものがあるらしいのでそれと比較する意味で、ヒメジョオンでも写そうと思いました。近くにあったヒメジョオンを見ると、葉の様子が違うものが並んで咲いていました。茎の中部以下の葉にはっきりとした鋸歯があるものと、葉が細長くほとんど全縁のものとがありました。これがヘラバヒメジョオンではないかと思いました。 今日も午後から南の山から黒い雲に覆われ、雷が鳴り、帰り支度になってしまいました。 |
玉湯 アブラガヤ |
玉湯 タマガヤツリ |
玉湯 ヒメオトギリ(不明種) |
玉湯 コアゼガヤツリ |
東忌部 ヒメオトギリ |
東忌部 ヌマトラノオ |
東忌部 ハリイ |
東忌部 ヒメミカンソウ |
東忌部 クロテンツキ |
東忌部 ネコハギ |
東忌部 ヒメジョオン |
東忌部 ヘラバヒメジョオン |
東忌部 キンバイタウコギ |
地 図 |