落葉樹の樹皮(名前順) ナ〜ノ |
樹木の樹皮はそれだけで種名が判断できるような個性的なものもありますが、同じ種類でも生育条件などで違って見えるものもあります。しかし樹木の種名を特定する場合には大きな情報となります。とくに冬の時期の落葉樹の場合には葉の情報がないため、大変参考となるものです。 私が樹皮を写していた落葉樹の中から、低木やツル性木本を除いて載せました。写した中からできるだけ成木、若木、枝などを載せました。 |
ナツツバキ | 樹皮はなめらか。10年目ぐらいになると、古い樹皮が薄片状にはげ落ちて、灰白色や赤褐色の大きな斑紋になる。 | |
ナナカマド | 樹皮は暗褐色で細長い皮目がある。 | |
ナラガシワ | 樹皮は灰黒褐色で、不規則に裂ける。 | |
ナンキンハゼ | 樹皮は灰褐色で、鱗片状に縦に裂け目が入る。 | |
ニガキ | 樹皮は黒褐色でなめらか。 | |
ニワウルシ | 樹皮は灰褐色で、縦方向に波打った溝がある。 | 上へ |
ニワトコ | 樹皮は縦に裂け灰褐色で、コルク質が発達するが、若い枝は淡緑色〜淡褐色。 | |
ヌルデ | 樹皮は最初紫褐色で縦の割れ目が入るがやがて全体が灰白色になる。 | |
ネジキ | 樹皮は赤褐色で皮目が斜めに粗く裂け、剥がれやすい。若い枝は赤味を帯びる。 | |
ネムノキ | 樹皮は灰褐色で褐色の皮目が目立つ。枝は暗色。 | |
ノグルミ | 樹皮は灰色〜褐色で、縦に浅く裂ける。 | |