2020-5-5 八雲町日吉〜大庭町空山への旧道

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2020年5月5(火) 八雲町日吉〜大庭町空山への旧道
 今日は、八雲町日吉から大庭町空山への旧道を探してみることにしました。
 当初ヤマルリソウとしていたものがアキノハイルリソウではないかと、ご指摘をいただいたので、2週間ほど経ったので様子を見に行きました。匍匐する茎は40cm以上に伸び、茎葉の腋から芽を出しているので、アキノハイルリソウの特徴のようです。今後も様子を見たいと思います。

ミツカドネギ

スイセンアヤメ

イモカタバミ

乃白町
ミツカドネギ(果実)
大庭町
スイセンアヤメ
大庭町
イモカタバミ

タムシバ

アキノハイルリソウ

キツネアザミ

東忌部町
タムシバ(果実)
八雲町
アキノハイルリソウ
八雲町
キツネアザミ

エノキハトガリタマフシ

大庭町
エノキハトガリタマフシ(虫えい)

2020年5月5日(火) 八雲町日吉〜大庭町空山への旧道
 大草町から八雲町へ神納かんな峠を越えたところに「岩坂陵墓参考地」という看板があり、その前から谷を入っていく道路があります。道路を奥へ入っていくと、神納後谷川の砂防堰堤があり、道路は終点になります。
 斜面のフェンス脇に階段があり、堰堤の上部に上がっても、奥に向かう径は見当たりません。堰堤から奥の斜面へ上がると、急斜面で通れそうにないので、堰堤の中の谷へ下りて奥へ向いました。谷には径らしき感じはありませんが、林内へ入っても平坦な谷が続いていました。
 想定のルートでは谷の途中から斜面を上るはずですが、それらしき踏み跡は見えず、小さな谷から左へと斜面を上りました。急な斜面をしばらく上がると、少し平坦な場所に上がり、左へと斜面を回って尾根に上がりました。
 尾根に上がっても、全く踏み跡のようなものはなく、ルートを探しますが、つい歩きやすい方向に向かってしまい、方向を見失っていました。ルートを探す中で、先程斜面を上がった場所より奥へ谷を入ってから、斜面を上がると良かったのではと思いました。
 尾根から北西へ斜面を進むと、植林地との境に踏み跡が南北に続いていました。踏み跡を左へ向かってみると、この踏み跡は「かんべの里」の遊歩道「尾根コース」でした。旧道のルートは尾根を通っているようなので、先程の踏み跡へ出会った場所まで帰り、正面の鞍部へ一度下がって、ピークへ向いました。
 この尾根も藪になっていて、踏み跡らしきものは全く見えませんでしたが、藪の向こうに、先程出会った遊歩道が見えました。遊歩道は尾根を通っているようなので、遊歩道を進んでみることにしました。15分ほど尾根の起伏を歩くと、まむし池の上部で、遊歩道は右折し池に下がっていきますが、旧道は直進して空山へ向かっているはずなので、尾根を上がってみました。
 尾根には踏み跡がありましたが、15分ほど尾根を上がると、シダが密生し踏み跡もわからなくなるので、今回はここまでとし、まむし池の分岐まで引き返しました。
 旧版地形図を再確認すると旧道は谷の一番奥まで入って、尾根筋から遊歩道に出会うルートが正解ではないかと思われます。また機会があれば、遊歩道のコースと併せて確認してみたいと思います。

 まむし池まで下がると、池から左へ空山への案内看板があり、向かってみることにしました。急斜面を上がり、尾根を越え、急斜面を下り、畑の脇を上がると、10分ほどで市道へ出てきました。
 市道を10分弱下がると、右手の道路脇の一段高いところに烏天狗の石像がありました。石像は風化がすすんでいて、なんとか烏天狗だとわかるような状態でした。ここは大山講跡だそうで、他に牛の石像や狛犬がありました。参考
 烏天狗の道路反対側に「涼み殿公園」と書かれた案内看板があり、これは神魂神社から空山へ上がる旧道と思われます。径を入って行くと、歩きやすい径が下っており、5分ほど行くと左へ分岐し、さらに3分ほど下がって左折すると、「涼み殿(すずみどの)公園」から市道に出てきました。  

八雲町日吉 12:30
岩坂陵墓参考地の前から谷へ入る。
12:34
最後の民家の先から右折する。

舗装道路が続いている。

八雲町日吉 12:36
分岐を直進する。
12:38
突き当りに砂防堰堤が見える。
12:39
フェンス脇の階段を上がる。

八雲町日吉 12:42
堰堤の上に上がった。

12:45
堰堤の上部から斜面へ向かう。

八雲町日吉 12:47
斜面は急斜面のため谷へ下りる。
12:48
踏み跡もない谷を上がる。
12:51
左へ曲がる。

八雲町日吉 12:54
平坦な谷が続く。
13:04
斜面を上るルートが不明で探す。
13:23
小さな谷から斜面を上る。

八雲町日吉 13:25
斜面を上る。
13:27
13:30

八雲町日吉 13:34
少し平坦な場所に上がり、左へ。
13:36
尾根に上がり、ルートを探す。
14:10
左前方の斜面を行く。

八雲町日吉 14:13
14:15
植林地との境に踏み跡がある。
14:22
左へ進んでみるが、引き返す。

八雲町日吉 14:25
引き返し、向いの鞍部へ下がる。
大庭町 14:33
14:46
斜面の左へ上がって行く。

大庭町 14:52
鞍部からピークへ向かう。
14:58
尾根の藪を進む。
15:01
藪の向こうにかんべの里の遊歩道があった。

大庭町 15:05
遊歩道「尾根コース」を進む。
15:09
15:17

大庭町 15:19
まむし池への分岐、直進する。
15:21
尾根を上がる。
15:25

大庭町 15:33
シダが多くなり、ここで引き返す。
15:42
まむし池への分岐に引き返す。
15:43

大庭町 15:44
まむし池
15:45
空山への分岐
標識から左折する。

大庭町 15:46
頭のない石地蔵があった。
15:47
急斜面を上がる。
15:49

大庭町 15:51
急斜面から尾根を越える。
15:53
急斜面を下る。
15:54
畑の脇に出た。

大庭町 15:56
市道へ上がった。

通ってきた林を振り返る。
16:05
烏天狗

大庭町
牛の石像

狛犬が並んでいる。
16:07
烏天狗の向いから旧道が分岐する。

大庭町 16:08
旧道を下がる。
16:09
16:11

大庭町 16:12
左折する。
16:13
16:14

大庭町 16:15
左折する。
16:16
市道へ下りた。

公園から下りてきた。

昭和22年発行旧版地形図


島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
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