越年草 本州〜琉球の道ばたや空き地、田畑の畦、休耕田などに生える。高さ20〜90(〜150)cm。中部の茎葉の葉身は質がやわらかく、狭楕円形〜狭倒卵形、長さ10〜20cm、幅1.5〜5cm、頭大羽状深裂し、裂片は4〜8対、頂裂片は三角形状〜卵形、無柄。頭花は径2.5cm、上向きに咲き、長さ2〜10cmの柄がある。総苞は長さ10〜12mm、径約1cm、総苞片は8列。花冠は細く、長さ13〜14mm、狭筒部は広筒部よりも倍長。そう果は長楕円形、長さ2.5mm、赤褐色、無毛。2輪の冠毛のうち、内側のものは長さ10〜12mm、外側のものは長さ1〜2mm。花期は5〜6月。(日本の野生植物) 痩果の外側の列の冠毛は小さく平らな、長さ0.2~0.5㎜の宿存する長方形の鱗片が3~9個つく。(三河の植物観察) 学名は、Hemistepta lyrata キク科キツネアザミ属 |
▼2013年5月26日 東出雲 | ▼頭花は直径約1cm、総苞までの長さ約1.7cm。 | |
▼頭花は筒状花のみ。 | ▼花には長い冠毛がある。 | ▼花床に毛がある。 |
▼総苞下部の総苞片は突起が顕著。 | ||
▼2020年5月5日 八雲 | ||
▼2010年6月6日 玉湯 | ▼総苞片にとさか状の突起がある。 | |
▼2005年6月19日 玉湯 | ||
▼果実と冠毛。 | ||
▼果実と冠毛。 | ||
▼2017年5月16日 玉湯 | ||
▼葉は羽状に深裂する。 | ▼葉は長さ約13cm。 | ▼表面の中央脈に毛がある。 |
▼裏面は白くなる。 | ▼裏面には綿毛が密生する。 | ▼裏面の綿毛。 |
▼上部で多数の枝を分け、1個の花をつける。 | ▼葉は斜上している。 | |
▼2017年6月5日 果実 玉湯 | ▼羽毛状の冠毛が広がる。 | |
▼飛んでいく果実。 | ▼広がった冠毛は直径約3cm。 | |
▼総苞片にとさか状の突起がある。 | ▼内側の冠毛は長さ約1.8cm。 | ▼冠毛をつけた果実。 |
▼冠毛は羽毛状に枝を分ける。 | ▼外側の冠毛は長さ約0.2mm、宿存する。 | |
▼果実は長さ約1.7mm。 | ||
▼2019年6月3日 東出雲 | ▼蕾 | |
▼冠毛と果実 | ▼冠毛は長さ約1cm。 | ▼果実は長さ約2.5mm。 |
▼2009年3月28日 ロゼット 玉湯 | ▼葉は羽状に深裂する。 | |
▼2007年4月14日 葉は羽状に深裂。 玉湯 | ▼葉裏は綿毛が生え白い。 | |