2019-6-6 八雲町〜天狗山

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2019年6月6日(木) 八雲町〜天狗山
 今日は、コンロンソウの果実やアワブキの花の様子を見に八雲町へ出かけることにしました。
 途中の河原で去年大きなネギ坊主の蕾を見かけ、花を確かめようと思いましたが、草刈りでなくなってしまいました。今年はどうだろうかと思ったら、同じ場所に大きな花序の総苞が破れた蕾をつけたものがありました。もう少しで花が開くようですが、次に来た時には、また草刈りでなくなってしまっているかもしれません。離れたところの元耕作地の草むらに、同じようなものがあり、こちらはまだ総苞がしっかりと蕾を包んでいました。これらは、ジャンボニンニク (Allium ampeloprasum var. ampeloprasum) ではないかと思われますが、不明です。(後日花を確認しジャンボニンニクとしました。)
 コンロンソウは生い茂った草むらの中に隠れるように残っていました。結実率が低いのか、大きくなれなかった不稔の果実が多くついていました。種子が落ちてしまったものもたくさんありましたが、なんとか種子を確認することができました。
 キハダの花を毎年写そうと思いながらも、出かける時期が合わず、写せていませんが、今年もすでに花が終わり、小さな果実がついていました。
 去年花の終わりかけたアワブキを写した木を見に行きましたが、どうしたわけか花が一輪も見当たりませんでした。山の上にもう1本あるので、そちらの方を見に行きましたが、こちらはちょうど満開の状態で咲いていました。ただ高いところに咲いているので、うまく写すことはできませんでした。
 ウワバミソウの雌花をまだ詳しく観察していなかったので、写してみました。花序の総苞に線形の付属体があることや、花被片が3枚あることなどが図鑑でわかりました。しかし、花被片は非常に軟質で、1個の花を取り出すことはできませんでした。

ジャンボニンニク

コンロンソウ

キハダ

八雲町
ジャンボニンニク(蕾)
八雲町
コンロンソウ(果実)
八雲町
キハダ(幼果)

ミゾホオズキ

ウワバミソウ

ウワバミソウ

八雲町
ミゾホオズキ
八雲町
ウワバミソウ(雄花)
八雲町
ウワバミソウ(雌花)

オオバタネツケバナ

アワブキ

コバンノキ

八雲町
オオバタネツケバナ(果実)
八雲町
アワブキ
八雲町
コバンノキ(幼果)


島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
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