ジャンボニンニク(じゃんぼにんにく)

多年草
無臭ニンニクやジャンボリーキという呼称で販売されているが、ニンニク(Allium sativum )とは別の種で、リーキ(Allium ampeloprasum var. porrum )と同じ種の別変種である。背が高く中実の花柄と広く平らな葉はリーキによく似ているが、ニンニクに似た鱗片からなる大きな鱗茎を作る。においはニンニクとまったく同じではないが、リーキよりはニンニクに近い。花期は6月。(Wikipedia)
 茎頂に球状花序を作り、小さな淡紫色の花を密集して咲かせる。花序は開花するまでの間、薄い苞に包まれている。別名 無臭ニンニク、エレファントガーリック。
 「中国植物物種信息数据庫」には変種のリーキの説明に「花丝稍比花被片长,基部合生并与花被片贴生,两侧的下部具细齿,内轮的下部约2/3扩大成长方形,扩大部分与花被片近等宽,每侧各具1齿,齿端延长成卷曲的丝状,远比中间着药的花丝长,外轮的无齿,下部稍扩大成狭长的条状三角形;子房卵球状,在中下部沿腹缝线具横向隆起的蜜腺」とある。
学名は、Allium ampeloprasum var. ampeloprasum
ヒガンバナ科ネギ属



▼2019年6月20日 八雲▼花序は直径約6cm。

ジャンボニンニク花

ジャンボニンニク花

ジャンボニンニク

▼花被片は平開しない。

ジャンボニンニク花

ジャンボニンニク花

ジャンボニンニク花

▼蕾は三角錐状をしている。▼花柄は長さ約4cm。▼花は直径約6mm、花被片は長さ約6mm。

ジャンボニンニク蕾

ジャンボニンニク花

ジャンボニンニク花

▼花被片と雄しべの一部を除いた。

ジャンボニンニク

ジャンボニンニク

ジャンボニンニク

▼花糸の両肩の先が糸状に長く伸びる。▼子房の中ほどに突起状の蜜腺がある。

ジャンボニンニク

ジャンボニンニク

ジャンボニンニク

▼花の縦断面。▼雄しべは基部が広いものと狭いものが交互にある。

ジャンボニンニク

ジャンボニンニク

ジャンボニンニク

▼雄しべの広いものと狭いもの。▼基部が広いもの。両肩が糸状になる。

ジャンボニンニク

ジャンボニンニク

ジャンボニンニク

ジャンボニンニク




▼2019年6月6日 蕾 八雲▼蕾は直径約2cm。

ジャンボニンニク蕾

ジャンボニンニク

ジャンボニンニク

▼葉の幅は約3.5cm。▼茎は直径約12mm。

ジャンボニンニク

ジャンボニンニク

ジャンボニンニク

▼蕾の先端まで高さは約140cm。

ジャンボニンニク

ジャンボニンニク

▼2020年1月6日 若苗 玉湯

ジャンボニンニク

ジャンボニンニク

▼2019年10月29日 発芽 玉湯

ジャンボニンニク

ジャンボニンニク

ジャンボニンニク

▼2019年10月14日 発芽 玉湯▼球根の植え付けは10月5日

ジャンボニンニク

ジャンボニンニク

▼2019年6月6日 蕾 八雲

ジャンボニンニク蕾

ジャンボニンニク

ジャンボニンニク

ジャンボニンニク

▼2018年6月14日 蕾 八雲

ジャンボニンニク蕾

ジャンボニンニク

ジャンボニンニク

ジャンボニンニク



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