2018-8-22 朝日山〜林道塩谷舞木線

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2018年8月22日(水) 朝日山〜林道舞木相谷線
 今日は、林道舞木相谷線から作業道を入って、朝日山の中腹へ行ってみようと思いました。
 途中で道路脇から伸びでた枝に小さな果実があるのが見えました。よく見ると葉の様子からもフユザンショウでした。今まで、宍道町の1箇所以外で目にすることがなかったのですが、先日東持田町の山で見かけて喜んだばかりでした。また山へ入ってからも2本に出会ったので、この付近では珍しいものではないようです。
 道にたくさんの果実が落ちているので、何だろうと拾ってみると、ムクロジの若い果実でした。見上げると、高い枝に複葉の葉が見えました。幹を探しましたが、崖の上に伸びた樹のようで、確認できませんでした。果実の皮を剥いて核を取り出すと、ものすごい粘りがありました。

 東長江町の林道舞木相谷線から分岐して作業道を上がり、途中から更に左へ分岐して、作業道を上がります。この分岐した作業道は、5年ほど前に植林管理のために作られたのですが、役割が終わったのか、最近は草や幼木が繁ってきてあるき難くなりました。作業道の左上は旧中国自然歩道にほとんど接していますが、右上の終点からも尾根筋を上がると旧自然歩道に出会えるような位置関係になります。林内も歩けそうな感じなので、尾根筋を上がってみることにしました。
 林内はなんとなく踏み跡があるような感じですが、あまりはっきりしません。上を目指して急な斜面を上がっていくと5分あまりで、緩やかな尾根筋に上がりました。一度小ピークへ上がって、急な斜面を鞍部へ下り、少し進んだところで廃止された自然歩道の階段に出会いました。ここから20分ほどで朝日寺の石段下の参道へ出ますが、山道は管理されているように歩きやすい道でした。
 旧自然歩道の西側が以前は倒木で通れないような状況でしたが、現在の状況や、また今回尾根筋に向かった場所から下はどうなっているのか、機会を見つけて確かめようと思います。

 朝日寺から朝日山の東ノ峰に向かい、更に東へ向かうと小さな広場に行き当たります。この広場から右手の林内に入り、尾根筋を下っていくと、林道塩谷舞木線へ下りることができます。このルートは2017年3月4日に通っており、そちらに詳しい情報があります。途中にはたくさんテープが巻いてありますが、1箇所だけテープに従うと超急斜面を谷へ下りるコースになるので、尾根筋をたどると林道へ出られます。最後の林道へ出る場所の手前に植林地内へ入る踏み跡があり、これが普通のルートのようです。前回はこの植林地内を通って林道へ出ていますが、今回は直進したため、斜面から林道へ下りるようになりました。

 夏の林内の山歩きはクモの巣が多くて大変です。枯れ枝を持って取り除きながら歩きますが、たまに見逃したものに突っ込むと、顔に張り付いたりして大変です。

モミジアオイ

シチヘンゲ

フユザンショウ

玉湯
モミジアオイ
玉湯
シチヘンゲ
東長江
フユザンショウ(果実)

ムクロジ

東長江
ムクロジ(果実)

12:42
作業道は草や幼木に覆われている。
12:44
作業道の突き当り。
突き当りから尾根筋へ上がる。

12:48
林内の急な斜面を上る。
12:50
12:52
緩やかな尾根筋へ上がった。

12:58
小ピークへ上がった。
13:00
小ピークから鞍部へ急斜面を下る。
13:02
尾根にはっきりとした踏み跡がある。

13:05
廃止された中国自然歩道に出会う。
13:09
13:11

13:14
13:15
13:17
笹が多い場所がある。

13:21
13:23
朝日寺の参道に出会う。
朝日寺の階段下

13:26
朝日寺。
13:40
朝日山東の峰に向かう。
13:42

13:44
朝日山東の峰。
13:46
東へ向かう。
13:47
広場へ突き当たる。

13:48
広場の右脇の林内へ入る。
14:00
14:07
踏み跡はあるが荒れている。

14:09
14:19
14:27

14:32
14:36
尾根が左へ曲がる。
14:49

14:49
大きな倒木がある。
14:57
15:02
小ピークから右手前方へ進む。

15:09
15:14
小ピークへ上がった。
15:17

15:21
開けた場所に石塔がある。
秋葉大権現と刻まれている。
(嘉永二年(1849)己酉六月講中)
15:22
きれいな参道が下がっている。

15:25
灯籠と手水鉢を振り返る。
15:30
林道に出会う。
15:31
下りた場所を振り返る。

15:31
少し西に別の出口がある。


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