鹿島町〜三角点(恵曇,片句)

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2017年8月21日(月) 鹿島町〜三角点(恵曇,片句)
 今日は、先日(7月13日)に探しても見つからなかった四等三角点(恵曇 95.68m)や、藪の中を進めず諦めた四等三角点(片句 70.76m)を再度確かめに出かけました。
 道路脇の植え込みに大きな果実がたくさんついているので、なんだろうかと思いました。調べてみるとボケの果実のようで、初めてのことでした。砂浜を歩いてみましたが、今年はグンバイヒルガオは1株だけ見つかりました。

 四等三角点(恵曇 95.68m)は、先日藪を切り払って頂上まで上がっているので、比較的楽に上がることができましたが、やはり頂上部に三角点が見つかりません。小木や草を切り払い、枯れ落ち葉をかき分けるようにして、範囲を広げながら何度も探しました。40分ほど探し、諦めようと木の根元の落ち葉をかき分けた時に、土中に埋もれるように三角点の柱石が出てきました。白い標示杭がなく、普通の三角点よりも地上部の柱石の高さがないため、なかなか見つからなかったと思われます。一時は誰かが掘り起こしたのかとも疑念が湧きましたが、探せばあるのだと自分に言い聞かせました。

 四等三角点(片句 70.76m)は、先日、道路脇からは藪がひどくて上がれなかったので、北側の海岸部から上がれる場所はないかと周ってみました。海岸へ下りる途中に、山際の藪が途切れているところがあり、奥の斜面も木が疎らなようなので、ここから入ってみることにしました。斜面を上がると、斜面を横切って獣道か踏み跡のようなものがあり、尾根筋に向かっていました。尾根は昔には人が歩いたこともあったような感じもありますが、ほとんど藪になっており、茨や枝を切り払いながら進まなければいけませんでした。頂上は密生した藪になっており、回り込んで裏から見ると、藪の中に三角点が見えました。ここの三角点は藪の中にあっても地上部の高さがあったので、すぐに確認できました。

 今日はまだ他にも確認しようと思っていましたが、あまりにも熱いことと2箇所に時間がかかったこともあり、ここで止めることにしました。   

ウマノスズクサ

ボケ

オニハマダイコン

嫁島
ウマノスズクサ
嫁島
ボケ(果実)
鹿島
オニハマダイコン(果実)

グンバイヒルガオ

鹿島
グンバイヒルガオ(葉)

11:48
海岸沿いの最高部から尾根へ上がる。
11:52
稜線へ上がる。
11:56
踏み跡がある。

11:59
小ピークを過ぎ、藪の鞍部へ下りる。
12:02
急斜面を上がる。
12:05
もう一段急斜面を上がる。

12:10
頂上部へ到着。
12:50
40分間探してやっと三角点が見つかった。
木の根元で枯れ葉に埋もれていた。

四等三角点(恵曇 95.68m)

13:48
海岸沿いの藪の切れ間から斜面を上がる。
13:51
獣道か踏み跡か、斜面を横切っている。
13:58
尾根を上がる。

14:03
人が通った気配がない。
14:13
藪を切り開いて進む。
14:23

14:43
14:48
藪の中に三角点があった。
藪を切り開いた。

四等三角点(片句 70.76m)




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