2014年7月12日の日記

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2014年7月12日(土) 嵩山〜熊井の滝
 今日は知人から西尾町の花の情報をもらったので確かめ、その後嵩山へ上がって熊井の滝への下山ルートを探してみることにしました。
 西尾町の花は高さが2m以上あり、様子からすぐにタケニグサとわかりました。以前からどこにあるのだろうと思っていましたが、こんなところで出会えるとは考えてもいませんでした。しかし道路法面であり、近くにはシロバナシナガワハギもあり、環境的には自然分布とは考えにくい場所です。
 嵩山には神社の参道から上がり、下山時に鳥居を過ぎたところの分岐を右へと入りました。以前に一度入ったものの、草に覆われた場所で踏み跡がわからなくなり引き返したルートです。今回ネットで情報を集め、再度の挑戦です。樹林の中の道を進み、最初の草むらの手前にある三角点を過ぎ、また樹林内の道を進むと草に覆われた広い場所に出ます。鉄塔跡のようですが、以前はここで引き返しました。ここから左へ踏み跡のようなものがあり、草むらを抜けると樹林内の道が見えてきました。そしてそこに熊井の滝という標識がぶら下がっていました。この急な斜面を下って10分ほど歩くとシダに覆われた道となり、そこを抜けるとまた広い場所に出ました。これも鉄塔跡のようですが、全く踏み跡がわからず引き返そうと思った時に木に巻いた黄色いテープが目に入りました。場所は間違いないようなので、見渡して見ると笹の向こうの木にテープが見えました。
 また樹林内に道が続き、中電鉄塔の標識のある場所で、斜面を下る道がありました。直進方向へは道がないようなので、急な斜面を下りることにしました。斜面を下ったところで笹薮となり、それを抜けると谷になり踏み跡が全くわからなくなりました。谷を下るのかと思い少し笹薮をかき分けて見ても踏み跡らしきものが見えません。(2015年2月21日に熊井の滝から上がってみると、この谷を下るのがルートでした。)対岸の斜面に踏み跡のようなものが見えましたが、これも草に覆われているので、これ以上は迷ってしまいそうなので、今回はここであきらめて引き返すことにしました。ヘトヘトになりながら急な斜面を上り、稜線をやっとの思いでもとの登山道まで帰ることができました。
 送電鉄塔が撤去されるまでは巡視路が整えられていたと思われますが、鉄塔が撤去され巡視路も荒れ放題になっているようです。次回は逆に熊井の滝から向かってみようと思います。
 今日の樹林内で写した写真は暗かったせいもあり、手ブレとピンボケの写真ばかりで使えるものがありませんでした。

参道入口の鳥居
12:30
頂上からのパノラマ
13:30
三角点
(頂上出発13:40)13:56

草に覆われた広い場所の手前を左へ
14:00
熊井の滝の看板
14:03
シダに覆われた道
14:13

笹の向こうの木にテープが
(ここで迷う)14:20
中電標識を左へ
14:23
斜面を下りる。(下の谷で迷い引き返す。)

参道入口到着
15:45

アクシバ

シロバナシナガワハギ

タケニグサ

玉湯
アクシバ
西尾
シロバナシナガワハギ
西尾
タケニグサ

センリョウ

ナガバハエドクソウ

ハマクマツヅラ

上東川津
センリョウ
上東川津
ナガバハエドクソウ
西川津
ハマクマツヅラ

オニバス

オニバス 地 図



島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
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