2011年10月29日の日記 |
2011年10月29日(土) | 宍道町〜大東丸倉山林道 |
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今日は先日宍道の山道で見つけたシソ科の花が、図鑑などを調べても不明なので、再度観察しようと出かけました。 この花は山道の日陰の湿った場所に生えています。この場所の10mくらいの範囲の中にだけあるようです。少し離れて日が当たるような場所にはヒメジソが大きく育っています。高さは大きなもので20cmくらいです。葉などを触ると薬のような匂いがしましたが、鼻はよくないので自信はありません。ヒメジソなどと違って茎頂に花穂を長く伸ばさず、1.5cmくらいの短い花穂をつけています。花の時期を過ぎているためか、長さ2mm、直径1mmくらいの花が咲いていました。萼には毛が多く、葉の両面には長い毛があり、裏面には腺点があります。茎には下向きの曲がった短毛があります。(大阪市立自然史博物館植物研究室に写真を見ていただいたところ、シラゲヒメジソの変異の範囲内とのことでした。) 宍道から大東へ入ったところに新しく林道が出来ていました。どこまで続いているのか入ってみることにしました。急な坂道の未舗装の林道なので、ほとんど自転車を引っ張って歩きでした。途中に丸倉山への登山口という標識がありました。しばらく上がり続けると、開けた場所に出てきました。何回も来たことのある丸倉山への登山ルートにある小丸倉山の東屋の近くの林道でした。 |
宍道 シラゲヒメジソ |
宍道 センニンソウ(幼株) |
宍道 ツルアリドオシ(果実) |
宍道 ベニバナボロギク |
宍道 ケナシヒメムカシヨモギ |
宍道 リョウブ(幼木) |
宍道 シラゲヒメジソ(果実) |
宍道 シライトソウ(果実) |
大東 マツカゼソウ |
大東 ヨツバムグラ |
大東 アイダクグ |
宍道 ヒメクグ |
地 図 |