多年草 南アメリカ原産。第二次世界大戦後、東海地方で帰化が知られ、現在では全国的に市街地の道ばたなどに見られるようになった。全体に剛毛があって著しくざらつく。大きな根株から直立す茎を出し、よく分枝して高さ1.5mほどになる。茎は通常4稜。葉は広線形で縁に鋸歯があり、無柄で基部はやや茎を抱き、対生する。茎の頂に花序を出し、先端の5裂した紫色の、長さ1cmほどの筒状の花を密につける。花穂は開花に伴って伸長する。花期は夏〜秋。(日本帰化植物写真図鑑) 学名は、Verbena bonariensis クマツヅラ科クマツヅラ属 似た花にアレチハナガサ、ダキバアレチハナガサ、シュッコンバーベナ、ハマクマツヅラなどがある。アレチハナガサ類 図入り検索表 |
▼2012年9月27日 大井 | ▼花筒が長い。 | |
▼花は萼を含めて長さ約9mm。 | ▼花は直径約5mm。 | ▼花穂はあまり長く伸びない。 |
▼葉は無柄、一度狭まり、広がって茎につく。 | ▼茎や葉には毛、腺毛が多い。 | |
▼葉はほぼ一定の幅を保つ。 | ▼葉の裏面は淡色で、毛が多い。 | ▼葉はやや茎を抱く。 |
▼2012年7月10日 東出雲 | ▼花は5裂する。 | ▼花筒は長く、毛がある。 |
▼花穂は長くならず固まって咲く。 | ▼茎に腺毛がある。 | |
▼上 下部の葉、下 上部の葉。 | ||
▼縁には鋸歯がある。 | ||
▼葉柄はなく、基部は広がって茎を抱く。 | ||
▼2008年9月27日 八雲 | ||
▼葉の基部は一度細まり、広がる。 | ||
▼2005年6月12日 八雲 | ||
▼2013年3月4日 果実 八雲 | ▼果穂は長くならず固まっている。 | |
▼萼は長さ約3.5mm。 | ▼萼の中に果実がある。 | ▼果実は4分果。 |
▼分果は長さ1.5〜2mm。 | ▼分果の腹面には楕円状の突起がある。 | |
▼2011年5月14日 幼株 玉湯 | ▼茎には開出毛があり、葉の基部は茎を抱く。 | |
▼茎に腺毛がある。 | ||