多年草 南アメリカ原産。1933年に大阪で採集された標本が最も古い帰化の記録である。日当たりのよい、裸地、礫地、草地などに生える。茎は高さ1.5mに達し、剛毛が著しく、断面は四角形で中実。葉は対生し、基部は切形でやや茎を抱く。穂状花序は円柱形で長さ2〜5cm、花冠は淡紫色で萼筒の2倍長、穂状花序から花冠が長く突き出ることはない。花期6〜9月。(日本帰化植物写真図鑑) 学名は、Verbena x incompta クマツヅラ科クマツヅラ属 似た花にアレチハナガサ、ヤナギハナガサ、シュッコンバーベナなどがある。アレチハナガサ類 図入り検索表 |
▼2019年8月7日 玉湯 | ▼萼筒から出る花筒は短い。 | |
▼花は直径約2.5mm。 | ▼外した萼と花冠。 | |
▼若い果実を包む萼。 | ▼萼筒の中に4分果がある。 | |
▼分果は長さ約1.2mm。 | ▼分果の腹面に白い紡錘状の突起がある。 | |
▼葉は対生し、基部は茎を抱く。 | ||
▼2019年7月8日 玉湯 | ▼萼筒から出る花筒は短い。 | |
▼葉は無柄で対生する。 | ||
▼葉の基部は茎を抱く。 | ▼茎には開出毛が多い。 | |
▼2011年7月9日 玉湯 | ▼萼筒から出る花筒は短い。 | |
▼花序枝に開出毛が多い。 | ▼花が咲き進むと花穂が伸びる。 | |
▼葉の基部は茎を抱く。 | ▼茎には開出毛がある。 | |
▼2005年7月23日 東持田 | ▼花序柄に開出毛が多い。 | ▼茎に開出毛が多く、葉の基部が茎を抱く。 |