2020-8-22 八雲町宮内〜萱野の旧道

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2020年8月22日(土) 八雲町
 今日は、八雲町へ出かけたので、フヨウと思っているものの様子を見に行きました。花が咲くのはもう少し先だと思っていたら、もうすでに1個は花が終わり、萎んでいました。萎んだ花の様子からも、やはりフヨウのようです。開いた花を確認したいと思いますが、次回来るのがいつになるかわからないので、花の開花と時期が合えばいいのですが。
民家の近くですが荒れ地にハナガサギクが咲いていました。黄色い花を見て、最初は何の花だろうと思いましたが、特徴のある深裂した葉の様子から、ハナガサギクとわかりました。多分、野生化したものだろうと思われます。

フヨウ

ハナガサギク

2020年8月22日
八雲町
フヨウ(萎んだ花)
2020年8月22日
八雲町
ハナガサギク

2020年8月22日(土) 八雲町稲葉の旧道
 先日(8月18日)に歩いた稲葉の旧道の、谷から尾根に上がるルートが若干旧版地形図とは違うようなので、再度斜面に踏み跡はないか確認することにしました。
 溜池脇から谷へ入ると左は急斜面で、踏み跡の痕跡は見当たりませんでした。上がれそうなところは、先日の尾根筋の斜面しかないようです。谷の奥へも入ってみましたが、やはり上がれそうな場所はありませんでした。
 先日上がった斜面まで引き返し、尾根に向かって上がりました。上がる途中で、交差するような踏み跡はないかと注意をしていると、1箇所だけ左へ斜面を横切る獣道のようなものがありました。しかし、これもたどってみると途中で消えてしまい、違うようです。結局、谷から尾根に上がる旧道のルートは、確かめられませんでした。

  尾根から下っていく踏み跡がありそうなので、下ってみました。しばらく尾根を下ると、前方が急斜面となっていました。右の尾根筋が伐採された植林地で、作業用の踏み跡があるので、伐採地の急斜面を下りました。急斜面を谷へ下りると常栄寺の西の谷にある作業道へ出てきました。

八雲町 11:18
稲葉集会所から谷へ向かう。
11:20
すぐ右へ折れて谷へ向かう。
11:21
右手の墓地の入り口まで草が刈られている。

八雲町 11:22
奥へ入ると荒れ地に踏み跡がある。
11:23
11:24

八雲町 11:27
溜池の脇に径がある。
11:27
11:28
谷へ出てきた。

八雲町 11:33
斜面の踏み跡を探すが、痕跡が見えない。
11:33
谷を上がる。
11:38
谷をさらに奥へ入ってみる。

八雲町 11:41
谷の奥には径らしきものがない。
11:43
先日の斜面を上る。
11:46

八雲町 11:50
11:54
急斜面を上がる。
11:56

八雲町 12:02
尾根に上がる。

西側斜面は伐採されている。
12:04
尾根を下がってみる。

八雲町 12:06
尾根が左へ折れる。
12:08
12:11
尾根の先が急斜面となる。

八雲町 12:13
谷の奥に要害山が見える。

急斜面の伐採後の植林地を下りる。
12:16
植林地から林内へ入る。

八雲町 12:18
急斜面を谷へ下りる。
12:19
谷へ下りてきた。
12:20
作業道へ出てきた。

八雲町
常栄寺と普済寺
旧版地形図

2020年8月22日(土) 八雲町宮内〜萱野の旧道
 昭和22年発行の旧版地形図を見ると八雲町熊野の宮内から蛇山へ向かって谷を入って、萱野までの山越えをする径が描かれているので、確認しようと出かけました。

 熊野大社から南へ進むと、上の宮かみのみや跡の手前に橋があり、蛇山へ向かって谷を入っていく道があります。少し入って南へ分岐する道の角に民家があり、その前から歩いてみました。
 さらに谷を上がって行くと、左の谷の奥に民家があり、その前の田んぼの脇から作業道が続いています。やがて作業道は川沿いに進み、山の中へ入って行きます。薄暗い林内のため、草なども少なく、歩くのにはあまり支障はありませんでした。

 やがて橋を渡って進むと、左手の斜面を上がっていく径が見えます。これは、地理院地図の1960年代の空中写真に写っている径と思われます(帰り道で市道を下がるときに、三角点近くで、出口と思われる径がありました。)。橋を過ぎると、だんだん径は荒れた感じとなり、倒木が折り重なった場所もありました。倒木を越えていくと、砂防堰堤があり、広かった作業道はここで終わりのようです。
 堰堤を越えると、小木が生え荒れていますが、川へ向かい、小さな流れの川を渡ります。ここで谷が左右に分かれ、川も分岐しています。右手の谷沿いに踏み跡があるようにも見えますが、谷に挟まれた正面の急斜面の尾根に向かいます。
 急斜面には踏み跡は見えませんが、上に向かってまっすぐ20分ほど急斜面を上がると、緩やかな尾根径になりました。尾根径は、最近では歩く人もいないと思われ、小木が生え、枝が伸び、切り払わないと、通れないような場所もありました。久々の藪こぎの尾根歩きです。

 このルートのピークへ上がった平坦な場所に、大きな溝があり、またゴミが散乱しており、以前はこの場所に生活の場があったのかもしれません。ここから旧道は水田脇を西へ向かったようですが、木々の先に見える谷の水田跡は原野となって藪の状態で、通れるようには見えませんでした。少し先へ進んでみても、状況は変わらず、溝の場所まで引き返し、ここから谷へ下ってみました。急斜面を下りると、一度平坦になり、さらに下りると谷につきました。
 谷から原野の方へ進んでみましたが、やはり通れるような状態ではありませんでした。ここから北へ向かうと鉄塔巡視路に出会うはずなので、植林地の端を北へ進むと、やはり先日、松江知井宮線鉄塔No.23へ向かった巡視路に出会い、民家の前に出てきました。
 ここからは、市道を通って岩室から県道大東東出雲線へ下りて出発地まで歩いて帰り ました。

八雲町宮内
熊野大社上の宮かみのみや跡付近の橋を入る。
12:58
蛇山への谷を上がる。
13:01
最奥の民家の前の水田脇を進む。

八雲町 13:03
川沿いの作業道を上がる。
13:06
林内の作業道を進む。
13:08

八雲町 13:10
薄暗い川沿いの林内を行く。
13:13
13:14
橋を渡る。

八雲町 13:16
左斜面を上る径がある。
13:19
だんだん径が荒れてくる。
13:21
倒木が折り重なっている。

八雲町 13:24
砂防堰堤がある。
13:33
堰堤の先で川を渡る。
13:33
谷に挟まれた急斜面の尾根を上がる。

八雲町 13:42
13:47
急斜面が続く。
13:51
小ピークへ上がった。

八雲町 13:54
緩やかな尾根を上がっていく。
14:00
尾根には踏み跡がある。
14:02
枝が伸び荒れてくる。

八雲町 14:09
14:15
枝が伸びている。
14:21
小ピークから左へ折れる。

八雲町 14:25
14:30
ピークに大きな溝がある。
14:32
先へ進んでみるが径がない。

八雲町 14:35
ピークの溝から急斜面を下りる。
14:37
もう一段下の谷へ下りる。
14:39
谷の出口は薮状態の草地になっている。

八雲町萱野 14:43
林内を北へ進む。
14:44
民家の前に出てきた。

出てくるはずの谷は原野になっている。

八雲町岩室
道路脇の小さな滝
八雲町岩室
八雲山と棚田
旧版地形図



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