2020-8-18 八雲町稲葉の旧道

松江の花図鑑>日記



2020年8月18日(火) 大庭町〜八雲町
 今日は、大庭町で見た名前のわからない植物の様子を見に行きました。谷間の湿地に生えていますが、だんだん大きな葉が枯れてきています。これから花が咲く様子はないので、また秋に様子を見ることにします。
 川原に生えているフヨウのような幼木は、花柄を伸ばし蕾もだいぶ大きくなってきました。もう少ししたら花が咲きそうです。
 マツカゼソウは、あまり見る機会の多い花ではないので、場所の記録のために写しておきました。風のある薄暗い谷間にあったので、やはりピンボケとブレで、写真にはなっていませんでした。

フヨウ

マツカゼソウ

2020年8月18日
大庭町
何でしょう?
2020年8月18日
八雲町
フヨウ
2020年8月18日
八雲町
マツカゼソウ

2020年8月18日(火) 八雲町稲葉の旧道
 昭和22年発行の旧版地形図を見ると八雲町熊野の稲葉から谷を入って、山越えをする径が描かれているので、確認しようと出かけました。同じ山の、林道島村線から山越えをして、二つ西隣の谷へ下りる径(現地形図にある破線の径)を、2016年3月20日に歩いているので、帰りはこのルートを通ろうと思いました。

 稲葉地区の常栄寺の近くにある稲葉集会所の前から、谷へ向かって作業道が続いています。作業道を2分ほど入ると、草刈りされた径が終わり、その先には草に覆われた作業道が続いているように見えます。通れるかどうか不安になりますが、入ってみるとまだ草はまばらなので、通り抜けることができました。草地を抜けると作業道は終わり、山へ入るようになります。山の入口はササに覆われていますが、ササはまばらで、右手に見える溜池の脇に細い踏み跡が続いていました。溜池の脇を抜けると、少し開けた谷へ出てきました。

 谷は右へ曲がっており、谷間を上がっていきましたが、踏み跡はほとんど不明です。旧版地形図を見ると、谷の奥へ入らず途中から斜面を尾根筋へ上がるようになっているので、適当なところから、谷の左側の斜面にとりつきました。踏み跡は見えませんが、急傾斜の斜面を木々に掴まりながら尾根に上がりました。(あとで旧版地形図をよく見ると、谷へ入ったところから、すぐ斜面に向かっているように思われます。)

 尾根にはしっかりした踏み跡が上下に続いており、尾根を下がったところにある常栄寺あたりから、上る径があるかもしれません。
 尾根にははっきりした踏み跡があり、あまり起伏のない径が続いていますが、ところどころに枝が伸びて、通りづらいところもあります。右側の斜面から上がってくるはずの旧道の踏み跡がないかと注意をしていましたが、見つかりませんでした。旧道は、隣の谷を周るように尾根筋を通っていますが、一番奥のピークから直進していまい、径を間違えました。踏み跡が不明になり、間違いに気づいて、ピークまで引き返し、南に向かいました。

 南に向かうと、尾根は伐採地との境界となっており、切り株から枝が伸びだして、少し歩きづらくなっています。旧道はほとんど林内を通っているので、眺望はほとんどありませんが、伐採地のピークからは天狗山や空山を見渡すことができました。

 ピークから下がって5分ほどで、次のピークへ上がります。ここが最後のピークで、ここから下がったところで、地形図の破線の径に出会い、谷へ下りて行くと、思っていました。ピークから下がると、シダに覆われて踏み跡もはっきりしなくなりますが、少し下がると、上から下りてくるシダのない踏み跡に出会いました。これが地形図の径だと思いましたが、はっきりした径のわりに、いつまで経っても谷へ下りる気配がありません。GPSを確認すると、地形図の径と接した後、分岐して尾根を下がっていました。径ははっきりした踏み跡が続いているので、このまま下ることにしました。ところどころ倒木があったり、シダに覆われていたりしますが、どこに下りるのだろうと思っていると、麓の墓地の裏に下りてきました。

 この旧道は、最初の尾根へ上がるルートがはっきりせず、また急斜面なのですが、尾根は旧道らしく踏み跡もしっかりして、起伏もないので、面白いルートだと思います。
 どこで地形図の破線の径と別れたのか不明なので、確認してみたいと思います。

八雲町 12:16
12:17
すぐ右へ折れて谷へ向かう。
12:19
作業道は行き止まり、草地に踏み跡がある。

八雲町 12:20
なんとか歩けそうな径がある。
12:23
山の入口はササが生えている。
12:24
溜池の脇に細い径が見える。

八雲町 12:26
開けた谷へ出てきた。
12:27
右の谷を上がっていく。
12:29

八雲町 12:32
小さな川を渡り、左側を行く。
12:34
左の小さな谷へ入ってみる。
12:37
谷の正面は急斜面で右の尾根筋を上がる。

八雲町 12:39
急傾斜の尾根筋を上がる。
12:43
12:47
まだ急傾斜が続く。

八雲町 12:50
12:52
やっとピークが見えてきた。
12:55
尾根に上がってきた。

八雲町 12:58
小ピークへ上がった。
12:59
左の斜面は皆伐されている。
13:00

八雲町 13:05
一段高い小ピークへ上がった。
13:07
尾根が左へ曲がる。
13:10

八雲町 13:13
13:14
小ピークへ上がる。
13:15
尾根が右へ折れる。

八雲町 13:16
13:17
大きな杉の木がある。
13:18
小ピークから尾根が左へ曲がる。

八雲町 13:19
13:21
小ピークへ着いた。
13:24
小ピークから直進する。

八雲町 13:27
方向を間違え、引き返す。
13:29
小ピークへ引き返し、左へ斜面を下がる。
13:31
緩やかに尾根が下っていく。

八雲町 13:33
13:34
尾根の伐採地との境を進む。
13:38
小ピークへ上がった。

八雲町 13:38
天狗山の山々が見える。

反対側には空山が見える。
13:45
ピークから尾根を下がって行く。

八雲町 13:48
伐採地との境を行く。
13:49
尾根が左へ折れる。
13:51
林内の径となる。

八雲町 13:57
尾根が左へ曲がっていく。
14:00
小ピークへ上がる。
14:06
径が下っていく。

八雲町 14:08
シダが密生している。
14:10
シダのない径に出会う。
14:14

八雲町 14:15
尾根道を進む。
14:17
倒木がある。
14:19

八雲町 14:22
14:23
14:24
シダが多くなる。

八雲町 14:29
大きな倒木を迂回して進む。
14:31
14:35

八雲町 14:37
14:38
墓地へ出てきた。

墓地の後ろから出てきた。

八雲町 14:40
出てきた墓地を振り返る。


右端は常栄寺

昭和22年発行旧版地形図


島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
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