2020-4-7 西忌部町下忌部〜玉湯町布志名への旧道 |
2020年4月7日(火) | 西忌部町下忌部〜玉湯町布志名への旧道 |
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今日は、西忌部町へ向かう前に、先日3月31日に探して見つけられなかったネズミサシの雌花を探してみました。若い球果をつけた雌株の枝先を詳しく見ると、小さな直径2.5mmほどの雌花を見つけることができました。雄花はまだ葯を開いたものが見つかりませんでした。1日置いて、少し乾燥してしまった雌花の種鱗を開いてみると、胚珠と思われるものが3個ありました。 またアキノハイルリソウは先日は2株の2花だけだったのが、数株に花が開いていました。もう少し花序が伸びて、花が多くついた状態も確認してみたいと思います。 |
2020年4月7日 東忌部町 ネズミサシ(雌花) |
2020年4月7日 八雲町 アキノハイルリソウ |
2020年4月7日 乃白町 オドリコソウ |
2020年4月7日 乃白町 イヌビワ(芽吹き) |
2020年4月7日 乃白町 フラサバソウ |
2020年4月7日(火) | 西忌部町下忌部〜玉湯町布志名への旧道 |
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昭和31年発行の旧版地形図を見ると、下忌部から玉湯町布志名へ山を越える径が描かれています。以前に歩いた西忌部町の鉄塔No.5へ向かう鉄塔巡視路の途中から山を越えるようなので、向かってみることにしました。 西忌部町下忌部の千本貯水池から山への斜面に棚田の水田があり、その中に緑豊かな杜があり、日野目天神社が祀られています。その脇から棚田の最上部に向かって径があり、溜池の脇を上がって行くと、南に展望が開け、遠くに八雲町の天狗山、空山、そして東忌部町の黒目山が見えました。 道が南へと曲がるところから、鉄塔巡視路があり、植林地へと入っていきます。巡視路へ入って、少し行くと柿畑があり、山へ向かう径があるように見えました。竹林へ少し入ってみますが、目の前には急斜面が立ちはだかり、とても上がれるような雰囲気はありません。巡視路へ帰り、進んでいくと、右の斜面に上がって行く踏み跡がありました。 踏み跡は概ね旧道の方向なので、上がってみました。上がっていくと、見覚えのある青いテープが結んであり、思い出そうとしても、しばらく思い出せませんでした。斜面を上がると、傾斜の緩やかな場所になり、このルートは三角点「布志名」に上がった径だと思い出しました。三角点へは左へ上がったので、まっすぐ谷を上がっていくと、しばらくして峠につきました。 峠には左右に踏み跡が続いており、右は藪のようになっているので、左へ進んでみました。踏み跡は三角点のピークとその南のピークの鞍部を抜けていましたが、谷へ下るようになると藪になってしまったので、元の峠に引き返しました。 峠を越えたところは、少し荒れ気味ですが、すぐに歩きやすい踏み跡がありました。最近では人が通っている径ではないのに、なぜこんなにきれいなんだと、不思議になるような径が下っていました。しかし、5分ほど下がると、踏み跡がなくなりました。周りを見ても、それらしきものは見えないので、谷を下りました。谷には踏み跡らしきものは見当たりませんでしたが、やがて水田跡のような石垣のある場所に出てくると、山際に踏み跡がありました。(古い空中写真を見ると、谷を下らず、斜面の少し上を下っているようです。) 10分ほど山際の径を下がり、斜面が急になったところには、石段状に並べられた石があり、旧道だったことがうかがえました。径が川の流れに下りて、不明になってしまいました。谷には水田があったはずで、径は谷の少し上を通っているとは思いましたが、川の流れに沿って山際を行くと、やはり山沿いに踏み跡がありました。 3分ほど山沿いの径を下ると、径は谷へおり、川の流れに沿って下っています。小さな川の流れを、左右に何度か渡っていくと、前方が明るくなり、溜池が見えてきました。溜池の右側を通って、堤塘の脇を下がって行くと、笹の多い径となりますが、宍道湖の嫁が島や、宍道湖大橋が望まれます。やがて、3分ほどで玉湯町布志名の舗装道路に下りてきました。 道路に出てからは、同じ径を引き返す気にはならないので、道路を乃白町まで歩き、鉄塔巡視路を通って山を越え、出発地の西忌部町まで帰りました。一般道を歩くより、距離的には短くなりますが、巡視路はアップダウンがきつく、少々体に応えました。 |
西忌部町 日野目天神社の杜 | 日野目天神社本殿 | 拝殿から離れて本殿がある。 |
西忌部町 12:50 日野目天神社の近くから水田脇を上る。 | 12:55 溜池の脇を上がる。 | 12:57 棚田の最上部へ向かう。 |
西忌部町 13:00 右から、空山、黒目山、天狗山が見える。 | 13:01 巡視路は植林地へ向かう。 | 13:02 林内へ入る。 |
西忌部町 13:03 林内の巡視路を進む。 | 13:05 柿畑から入ってみる。 | 13:06 竹林の急斜面で上がれない。 |
西忌部町 13:09 引き返して、巡視路を行く。 | 13:10 急斜面の階段を上がる。 | 13:12 巡視路から右へ分岐。 |
西忌部町 13:14 はっきりした径がある。 | 13:15 右へ曲がる。 | 13:16 谷を上がる。 |
西忌部町 13:18 三角点は左へ、直進する。 | 13:20 峠へ上がった。 | 左へ径があり、向かってみる。 |
西忌部町 13:24 藪になり引き返す。 | 玉湯町 13:26 峠を越えて斜面を下る。 | 13:28 はっきりした径がある。 |
玉湯町 13:29 なぜか径がきれいに残っている。 | 13:32 径が不明になり、谷を下がる。 | 13:37 谷には径らしきものが見えない。 |
玉湯町 13:40 水田跡か?、石垣がある。 | 13:40 山際に径があった。 | 13:43 |
玉湯町 13:47 | 13:50 斜面の径には石段がある。 | 14:00 径が不明になり、右へ山沿いを進む。 |
玉湯町 14:01 また径があった。 | 14:03 水田跡が終わり、谷を下る。 | 14:06 小さな川沿いを進む。 |
玉湯町 14:09 川を渡る。 | 14:10 | 14:12 川を渡る。 |
玉湯町 14:13 川を渡る。 | 14:13 川を離れた径になる。 | 14:15 溜池が見えてきた。 |
玉湯町 14:16 川を渡り溜池の右へ行く。 | 14:18 溜池の脇を進む。 | 玉湯町 14:19 堤塘の脇から径が下がっている。 |
14:20 笹が茂る径を下がる。 | 14:22 | 14:23 舗装道路が見えてきた。 |
14:24 出てきたところを振り返る。 |
昭和31年発行旧版地形図 |