2019-3-5 朝酌町矢田〜朝酌、
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2019年3月5日(火) | 朝酌町矢田〜朝酌、枉北道(朝酌町矢田〜西尾町) |
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今日は、古い地形図にある朝酌町矢田から朝酌町への山越えの径や、古代の出雲国府から矢田の渡しを渡り、北へ伸びている枉北道の一部を歩いてみることにしました。 道端に植栽されたものですが、黄色い花をつけた木があり、花の様子からジャスミンの仲間と思い、調べるとウンナンオウバイの花でした。久しぶりに花を写しました。 |
2019年3月5日 朝酌 タガラシ |
2019年3月5日 西尾 ウンナンオウバイ |
・山越えの古道(朝酌町矢田〜朝酌) 矢田の渡しから東へ250mほど行った所から北へ向かって入る道があります。墓地の下を通って未舗装になり、水田跡を左へ周って、竹藪の間を通って伸びています。竹藪の奥へ径があるので入ってみると、小さな社がありました。竹藪の脇を通って上がると、小高いところにある畑に出て、右の竹林に向かって広い径が続いていました。竹林内の谷にも広い径が続いますが、一向に尾根に上がる気配がなく、道が違うと思いましたが、奥まで入ってみることにしました。谷の奥から斜面を上り尾根へ上がってみると、はっきりした径がありました。尾根の径を下がって行くと、先程竹林へ入ったところとはずれてくるので、適当なところから斜面を下りましたが、はっきりした径は見つかりませんでした。 最初の場所まで帰り、再度ルートを探すことにしました。竹林の入口辺りに径がないかと、踏み跡をたどると、荒神さんが祀られていました。竹林を引き返し、畑のあたりを探すと、畑へ上がった正面の梅の木の脇に、径があるようでした。径を進むと、竹林の斜面にはっきりとした径が上がっていました。しばらく上がって行くと、やがて踏み跡が藪の中で不明となり、さらに上がって行くと、シダが多くなってきましたが、尾根に向かって上がりました。尾根に上がると、先程通った尾根径が続いていました。尾根にははっきりとした径が続いており、あまり荒れてもいませんでした。15分ほど進むと、径が分岐しており、右へ下がっていく径がありました。東隣の尾根を下がって行く径があるようです。さらに20分ほど上がると三角点のある頂上に着きますが、頂上は倒木があったり、笹が生えていたり、なかなか三角点が見つかりませんでした。 頂上から10分ほど下がると平場があり、間違って左の方へ向かってしまい、引き返して右の方へ下がっていきました。下がっていくと、植林地と自然林の間を進みますが、鞍部で斜面を下がるところを、行き過ぎてピークまで上がってしまいました。引き返して谷へ下がると、2018年9月3日に福富町から朝酌町に越えたルートに出会いました。 峠を越えると急斜面で、径はつづら折れに下がっていきますが、径には敷石が階段状に並べられており、昔は重要な径だったと思われます。下がったところで、藪になって径がはっきりしないところがありますが、また苔むした敷石のある径に出会い、谷へ下りると藪になってきます。藪を越えると、広い径があり、溜池の縁を通って、禅定寺の前へ出てきました。 |
朝酌町矢田 市道から北へ入る。 | 水田跡を左へ周る。 | 竹林内へ径がある。 |
小さな社があった。 | 畑の脇に上がり、右の竹林に入る。 | |
竹林内に広い径がある。 | 尾根への径がなく、間違ったようだ。 | 谷が分岐し、左へ行く。 |
谷から斜面を尾根へ向かう。 | 上部の斜面は急になる。 | 尾根には径が伸びている。 |
11:48 元へ引き返し、径を入り直す。 | 11:50 畑の脇から竹林へ入る。 | 11:52 竹林内に左への径がある。 |
11:52 荒神さんへの径だった。 | 11:58 竹林を引き返し、まっすぐ畑の脇を行く。 | 11:59 斜面を上る径がある。 |
12:02 竹林内を径が上がっている。 | 12:07 | 12:09 径が不明になる。 |
12:12 シダが多くなる。 | 12:14 シダの中を尾根へ向かう。 | 12:17 尾根に上がった。 |
12:17 尾根には径が上がっている。 | 12:22 平坦な尾根に上がった。 | 12:26 |
12:29 | 12:35 分岐を左へ上がる。 | 12:37 大きなヤマモモの木がある。 |
12:43 | 12:48 径が下りになる。 | 12:51 細い尾根径を進む。 |
12:54 もう少しで頂上 | 13:08 藪の中に三角点があった。 | 13:20 頂上から下る。 |
13:23 | 13:26 分岐を左へ | 13:30 尾根を間違えて分岐まで帰る。 |
13:34 分岐まで帰り、右へ行く。 | 13:36 | 13:37 植林地内を行き過ぎてしまう。 |
13:42 引き返し斜面を下がる。 | 13:45 谷の径に出会う。 | 13:46 峠を越える。 |
13:48 斜面の径には敷石が残っている。 | 13:48 径がつづら折れに下がっている。 | 13:53 下がると径が荒れてくる。 |
13:57 枯れ葉の下に敷石が残っている。 | 13:59 径が不明になる。 | 14:04 また径に出会う。 |
14:04 苔むした敷石がある。 | 14:07 谷に下りる。 | 14:10 谷は藪の状態になっている。 |
14:13 藪を抜けると、はっきりした径がある。 | 14:17 溜池の縁を行く。 | 14:19 禅定寺の前に下りてきた。 |
下りてきた山を振り返る。 |
昭和9年修正5万分1地形図 |
・枉北道(朝酌町矢田〜西尾町) 飛鳥時代からの出雲国府から北へ向かって矢田の渡しで大橋川を渡り、更に島根半島、そして隠岐まで官道が整備されていました。その内の矢田の渡しから西尾町までの一部と思われる径を歩いてみました。矢田の渡しから北へ向かって入って行く市道が枉北道のルートのようで、2016年に発掘調査が行われ、古代道の遺跡が確認されています。市道は魚見塚古墳の前を通り、広い市道に合流し、朝酌公民館のある丘陵の下を周って行きます。丘陵を過ぎて、分岐を北へ進み、小さな丘を越えると道は細くなって茶畑の脇を通って下がっていきます。下がったところに石地蔵があり、ここから西尾町までの約1kmの間に7体の地蔵が確認できました。多分1丁地蔵と思われますが、なんのための1丁地蔵なのかはっきりしません。 田んぼの間を通って広い市道へ合流し、山を越えると、だんだん道路の西尾ICへ出ますが、峠から北へ向かって径が林内へ上がっており、斜面に石地蔵がありました。林内には広い径が上がっていますが、一度朝酌配水池への道路で分断されていて、その向こうの林内へ続いています。林内の径を進んでいくと、今度は西尾ICアクセス道路によって分断され、道路を渡った所からまた径が伸びています。径は田んぼの間に下がっていき、西谷地区の集落の間を通り、天神神社の手前からだんだん道路に沿って谷を上がり、農道に合流しています。多分元の径は、だんだん道路の工事によって分断消滅していると思われます。 農道に合流した径は、西の斜面を尾根に向かって上がっていくようですが、だんだん道路の陸橋の先に斜面を上る径があったので、ここへ続いていたのかもしれません。次回は、ここからたどってみようと思います。 |
朝酌町矢田 矢田の渡し | 渡船場の向かいの市道に入る。 | 峠にある魚見塚古墳 |
朝酌川、剣先川、大橋川が望まれる。 | 市道に合流 | 慈雲山三乗寺 |
三乗寺 古い石地蔵が残る。 | 朝酌公民館のある丘を周る。 | 丘を過ぎ、北へ分岐を入る。 |
西尾町 民家の裏から道を下がる。 | 茶畑の脇を進む。 | 道端に石地蔵がある。 |
西尾町 広い市道へ合流する。 | 道路脇の石地蔵 | 朝酌配水池手前から山へ径がある。 |
入り口に石地蔵がある。 | 広い径が上がっている。 | 配水池の道で切られている。 |
向かいの林内に径が続く。 | 入り口に石地蔵がある。 | 西尾ICアクセス道路で切られている。 |
道路反対側の斜面へ上がる。 | 山中に径が下りている。 | |
広い径がある。 | 西尾町西谷 田んぼへ出てきた。 | 田んぼの間に径が続いている。 |
道端に石地蔵がある。 | 民家の脇を進む。 | |
天神神社の前を横切る。 | 道路工事で石地蔵が移設されている。 | だんだん道路と西尾農道で切られている。 |
陸橋を越えると、斜面に径が見える。 | 斜面へ上る径がある。 |
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