美保関町笠浦〜三角点(津ノ和鼻)

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2018年4月16日(月) 美保関町笠浦〜三角点(津ノ和鼻)
 今日は、先日シダの藪で確認できなかった四等三角点(千酌)を再度探してみることにしましたが、やはりシダの藪の中からは見つけることができませんでした。

 笠浦の津ノ和鼻にある四等三角点(津ノ和鼻)は津ノ和鼻灯台へのルートの途中にあるようです。笠浦港から半島沿いに道路が続いており最後の家から終点までの間に何ヶ所か山へ向かう道がありました。どの道が正解かわかりませんが、地理院の地形図にある破線のルートと思われる畑の脇にある警告看板の場所から山へ向かいました。尾根に上がると道は左右に分かれていますが、右手の方へ上がります。8分ほど小径を上がると、小さな社の跡がありますが、ここで道が見えなくなってしまいました。この道は社への参道だったようです。社の跡の奥から尾根筋へ向かってみますが、踏み跡などはないようで、藪に近い状況です。何とか枝やイバラを切り開いて15分ほど進んで行くと、尾根の右側のコンクリート造りの細い道に出てきました。これが正規のルートだと思い、一旦この道をたどって海岸まで下ることにしました。下ったところは、先ほどの道から少し先へ進んだ所で、小さな小屋の脇から小径がありました。
 道路終点から50mほど手前に背の高い笹に囲まれた小屋があり、その前から山へ向かって小径が上がっています。電柱管理のためのコンクリート石段の前を過ぎていくと、コンクリートの石段があり、その先にコンクリートの道が続いています。尾根に上がった所に電柱があり、少し開けた場所になっています。この電柱の近くに三角点があるはずなのですが、草に隠れているのか、しばらく探しても見つかりませんでした。ここも諦めないといけないのかと、範囲を広げ藪の際の方を探すと、大きく繁ったハマウドの葉の陰に四等三角点(津ノ和鼻 64.67m)がありました。
 三角点の先に小径が延びているので津ノ和鼻灯台まで行ってみることにしました。この先も歩きやすい道が続いており、4分ほどで海岸岩場に出て、その突端に白い灯台が立っていました。

 四等三角点(野井)は野井の集落の手前の旧道から入り水道施設の裏から山を上がるようです。道路脇の作業小屋の横から山へ向かうと古い水道施設の跡があり、施設の裏には急斜面の山がありました。山へ上がる踏み跡がないかと探しますが、獣道しかないようなので、木にしがみつきながら急斜面を上がってみました。急斜面を上がった尾根筋は藪になっており、蔓を切り枝を払わないと進めず、時間がかかりそうなので、今回は途中で諦めることにしました。

 最後に多古の三等三角点(多古)を探しにマリンパーク多古鼻まで行ってみました。キャンプ場の奥の建物の裏から入ったところにあるはずですが、裏は全くの荒れ地でノイバラやイタドリなどが幾重にも折り重なった藪になっていて、探すこともできませんでした。

トゲミノキツネノボタン

クロキ

オトコヨモギ

2018年4月16日
長海
トゲミノキツネノボタン
2018年4月16日
美保関
クロキ (若葉)
2018年4月16日
島根
オトコヨモギ (葉)

四等三角点(千酌)はシダの藪の中で見つからない。

12:52
畑脇の警告看板から上がってみる。
12:54
尾根で道が分岐、右へ上がる。
12:57
草地の中を上がる。

13:00
社の跡で道が途絶える。
13:03
社跡の奥から林内へ入る。
13:06
藪となった尾根を行く。

13:15
尾根に踏み跡はない。
13:20
正規ルートに出会い、一旦海岸まで下がる。

13:24
海岸沿い道路、小屋の前から山へ入る。
山へ向かって踏み跡がある。

13:26
電柱管理の石段の前を進む。 13:28
コンクリートの石段がある。

13:29
小径が続いている。
13:30
コンクリートの道になる。
13:33
小径をはさんで電柱の反対側の藪際に三角点がある。

13:42
大きなハマウドの葉の陰に隠れていた。
四等三角点(津ノ和鼻 64.67m) 13:43
三角点から先へ道が続いている。

13:44
13:46
道の先に海が見える。
13:47
岬の突端に灯台がある。

津ノ和鼻灯台。 灯台からの展望。

14:17
小屋の脇から山へ入る。
14:18
古い水道施設の跡がある。
14:23
施設の裏から急斜面を上がってみる。

14:34
滑り落ちそうな急斜面を上がる。
14:38
尾根筋は藪になり、踏み跡は見えない。
今回は、四等三角点(野井)は諦める。

三等三角点(多古)は藪の中で見つからない。




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