御的山〜大平山



2016年7月11日(月) 御的山〜大平山
 今日は鹿島町の御的山に登ることにしました。登山道の情報は全くありませんが、以前に地域の人に聞いたところ、鉄塔から道があるとのことでした。清水地区の奥に鉄塔巡視路の案内標識があることは以前に確認していました。地形図で見ると、鉄塔からまっすぐ上がるとすると、頂上近くは相当の急傾斜のようです。林道澄水山線が頂上近くを通っているのですが、やはり麓から上がってみようと思います。
 清水地区の奥の鉄塔巡視路の標識から鉄塔No.13へ向かいます。道の奥に小さな社が有り、その手前に橋があって山へ向かっています。竹林を抜けて上がっていくと、しばらくで鉄塔につきます。鉄塔から先にも道が続いているだろうと思っていましたが、鉄塔の奥はススキが密生しており、道はないのか、ここから藪漕ぎなのかと思いました。しかし草むらに近づいてみると、ススキの間に踏み跡が見えました。踏み跡を数m進むと、林の中にはっきりとした山道が続いていました。
 山道は標高210mくらいまでの緩やかな斜面に続いていますが、急斜面となると、踏み跡は全く消えてしまいました。枝をナタで切りながら道を作って進まなければなりません。また1箇所だけ短い距離ですがクマイチゴなどの刺のある藪があり、回り込むこともできず、ナタで切り開いて進みました。この藪を抜けると、また下木もなくなりましたが、斜面は急で木々に掴まりながら上がりますが、最後の稜線に上がる斜面は更に急になりました。
 上がった稜線は3個のピークのうち真ん中のピークの東側でした。ここから一度鞍部へ下がり、頂上へ向かいますが、北側斜面は植林が行われており、ちょうど下草刈りがされており、植林地との境が歩きやすくなっていました。御的山頂上は下草や笹に覆われ藪になっていますが、三角点のあたりは草刈りがされていて四等三角点(332.1m)が確認できました。頂上からは植林地を歩きすぐ下にある林道澄水山線へ下りました。

 時間があるので、まだ三角点を写していなかった大平山へ向かうことにしました。林道を1時間40分ほど大平山を回るように登山口まで歩きました。
 大平山は丸木の階段が多く設置されており、急斜面は歩きやすくなっています。中国自然歩道に指定されているので、登山道は整備されています。大平山頂上は案外広い平坦地となっており、三等三角点(502.8m)が片隅にあり、南に宍道湖、北に日本海を望むことができます。頂上から縦走路を下ると、県道松江島根線の新道トンネル口近くに下りてくるので、ここから出発地の清水地区まで歩くことになります。
 中国自然歩道の標識にある「講武◯◯km」とある講武とは、中国自然歩道モデルコースの終点の南講武の鹿島東小学校の交差点のようです。

タカノツメ

リュウキュウマメガキ

イケマ

鹿島町
タカノツメ(果実)
島根
リュウキュウマメガキ(果実)
島根
イケマ(蕾)

ホウキヌカキビ

西生馬
ホウキヌカキビ

鹿島町南講武から見た御的山。 10:48 上講武清水地区
鉄塔巡視路入口。
10:49
道の奥に小さな社がある。

10:49
神社の手前の橋を渡る。
10:51
竹林の中を行く。
10:54
斜面を上がる。

10:56
巡視路の分岐、左へ。
10:58
鉄塔の奥のススキの間に踏み跡がある。
10:58
ススキを越えると山道が続いている。

11:11
11:15
イノシシのヌタ場がある。右へ。
11:20
山道が怪しくなってくる。

11:26
傾斜がきつくなる頃から踏み跡もなくなる。
11:32
踏み跡はなくなり藪となる。
11:45

11:53
刺のある藪を切り開いて通った。
11:53
藪を抜けると下木もなくなるが、傾斜がきつい。
11:57
急傾斜を振り返る。

12:09
大きな岩の側を通る。
12:12
最後の斜面を上がる。
12:16
稜線に上がった所を振り返る。

12:18
稜線からの展望。
12:20
東の頂上へ向かう。
12:22
植林地の草刈りされた場所を行く。

12:26
御的山頂上の三角点。
四等三角点(332.1m)。 12:27
頂上からの眺望、加賀の海が見える。

12:31
植林地を林道へ下がる。
12:40
林道へ下りた所を振り返る。

14:21
大平山登山道入口。
14:22
丸木の階段が続く。
14:29

14:35
ベンチがある。
14:43
上がったり下がったりの道が続く。
14:45
大平山頂上の三角点。

三等三角点(502.8m)。 頂上から松江市街地と宍道湖を望む

14:47
縦走路、丸木の階段を下る。
14:52
15:00
講武へ4.9kmの標識。

15:06
長い階段が何箇所かある。
15:10
竹林の中を行く。
15:17
林道出合、右は林道。

15:20
15:23
講武へ3.7kmの標識。
15:24
長い階段を下る。

15:27
登山道の出口、講武へ3.5km。
15:29
登山道出口を振り返る。



島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
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