多年草 北アメリカ原産。1977年頃に京都府宮津市で見いだされた。道路工事で吹きつけた牧草に混じっていたとされる。全体に開出する毛を布く。稈は直立して上部で分岐し、高さ1.2mほどになる。葉身は広線形、葉鞘は節間より短い。長さ15cmほどの細かく分岐した円錐形の穂を出し、長さ2.4mmほどの小穂をややまばらにつける。小穂にも毛がある。花期は夏。(日本帰化植物写真図鑑) 学名は、Dichanthelium scoparium イネ科ケヌカキビ属 よく似ているとされるニコゲヌカキビは、高さ20〜70cmと小型で、小穂が長さ1.5〜1.7mmと小さい。 名前はまだ不明だがホウキヌカキビに似たものが林道に生えている。 |
▼2016年7月11日 西生馬 | ▼花序は長さ約11cm。 | ▼まばらに小穂をつけている。 |
▼花序の枝に腺がある。 | ▼枝の腺。 | ▼小穂は長さ約2.5mm。 |
▼第1苞穎は長さ約0.5mm。 | ||
▼第2小花の護衛側。 | ▼第2小花の内穎側。 | |
▼護穎を除くと中に穎果がある。 | ▼穎果は長さ約1.8mm。 | |
▼葉は長さ約10cm。 | ▼細かい毛が密生する。 | ▼葉の裏面にも細かい毛が密生する。 |
▼葉の裏面の毛。 | ▼葉舌は短く毛が密生する。 | ▼節の下に腺があり毛がない。 |
▼節の下の腺の拡大。 | ||
▼2011年7月9日 玉湯 | ||
▼第1苞穎は1mm程度。 | ▼小穂は長毛が多く、長さ約2.3mm。 | |
▼穎を除くと第2小花がある。 | ▼第2小花の護穎と内穎。 | |
▼葉鞘、葉の表面に毛が多い。 | ▼葉の裏面にも毛が多い。 | |
▼葉鞘の長毛。 | ▼茎の節の直下に腺があり、毛がない。 | |
▼2011年9月14日 玉湯 | ▼秋になると小さな花序を出す。 | |
▼小穂は長さ約2.5mm。 | ||
▼節から短い枝を出し小さな花序をつける。 | ||
▼倒れた茎の節から枝を出す。 | ||
▼2011年11月26日 玉湯 | ||
▼2011年4月17日 新芽 玉湯 | ||
▼去年の枯れた葉 玉湯 | ||