オオハンゴンソウ(大反魂草)

多年草
北アメリカ原産。明治時代中期に観賞用に導入されたが、逸出して鉄道線路沿いや河川敷などの湿った土地に大群落を形成するようになった。根株から茎をそう生し、上部で分岐して高さ3mになる。茎下部の葉は長い柄があり5〜7深裂し、裂片には粗い鋭鋸歯がある。上部の葉は短〜無柄で互生する。葉の裏にのみ短毛がある。枝の先端に直径6cmほどの黄色の頭状花をつける。舌状花は10〜14枚、筒状花は緑黄色。そう果は長さ5mmほどで、冠毛は突起状。花期は夏〜秋。(日本帰化植物写真図鑑)
学名は、Rudbekia laciniata
キク科オオハンゴンソウ属
よく似たミツバオオハンゴンソウは花が直径5cmと小さく、下部の葉が3裂する。アラゲハンゴンソウは毛が多く、筒状花が暗褐色で、葉は分裂しない。



▼2012年8月8日 大東

オオハンゴンソウ花

オオハンゴンソウ筒状花

オオハンゴンソウ

オオハンゴンソウ




▼2010年8月7日 大東

オオハンゴンソウ花

オオハンゴンソウ筒状花

オオハンゴンソウ総苞

▼筒状花は緑黄色。▼蕾

オオハンゴンソウ花

オオハンゴンソウ蕾

オオハンゴンソウ

▼上部の3浅裂する葉。▼上部の3深裂する葉。▼下部の葉は5〜7深裂する。

オオハンゴンソウ葉

オオハンゴンソウ葉

オオハンゴンソウ葉

▼葉の裏面に毛がある。▼茎は無毛。

オオハンゴンソウ葉

オオハンゴンソウ葉裏面

オオハンゴンソウ茎

オオハンゴンソウ

オオハンゴンソウ

オオハンゴンソウ

▼幼苗

オオハンゴンソウ

オオハンゴンソウ



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松江の花図鑑