ミツバオオハンゴンソウ(三葉大反魂草)

越年草
北アメリカ原産。通常粗い毛を布く。茎は直立して高さ1.5mほどになる。葉は先の尖った卵形で縁に粗い鋸歯があり、下部のものは3深裂し、長い柄があって互生する。茎の頂がよく分岐して直径4cmほどの頭状花を多数つける。舌状花は10枚前後で黄色、筒状花は黒〜褐色で球状に集まる。花床の鱗片の先端は針状に尖る。花期は夏〜秋。別名オオミツバハンゴンソウ。(日本帰化植物写真図鑑)
学名は、Rudbeckia triloba
キク科オオハンゴンソウ属
別名ルドベキアは属名であり、花の名前ではない。
よく似たアラゲハンゴンソウは花が大きく、下部の葉も切れ込まない。オオハンゴンソウは筒状花が緑色で、葉は分裂する。



▼2015年8月16日 東出雲▼花弁は8個、中心の筒状花は暗褐色。

ミツバオオハンゴンソウ花

ミツバオオハンゴンソウ花

ミツバオオハンゴンソウ花

▼花は直径約5cm。▼上部の葉は披針形、少数の鋸歯がある。

ミツバオオハンゴンソウ花

ミツバオオハンゴンソウ花

ミツバオオハンゴンソウ葉

▼下部の葉は3裂する。▼上部の葉(上)と下部の葉(下)▼葉の表面に長い毛がある。

ミツバオオハンゴンソウ葉

ミツバオオハンゴンソウ葉

ミツバオオハンゴンソウ葉

▼裏面の脈上に長い毛がある。▼茎には毛が密生する。▼よく分枝して花をつける。

ミツバオオハンゴンソウ葉裏面

ミツバオオハンゴンソウ茎

ミツバオオハンゴンソウ

ミツバオオハンゴンソウ

ミツバオオハンゴンソウ




▼2015年11月3日 果実 東出雲▼果実が鱗片より短いので鱗片だけが見えている。

ミツバオオハンゴンソウ果実

ミツバオオハンゴンソウ果実

ミツバオオハンゴンソウ果実

▼集合果は直径約1.2cm。▼鱗片は先が細く尖る。▼鱗片は長さ約4.5mm。

ミツバオオハンゴンソウ果実

ミツバオオハンゴンソウ果実

ミツバオオハンゴンソウ鱗片

▼果実は長さ約2.5mm。▼果実の先端部、4稜形。▼果実の上半部。

ミツバオオハンゴンソウ果実

ミツバオオハンゴンソウ果実

ミツバオオハンゴンソウ果実

▼果実の表面に微細な格子模様がある。

ミツバオオハンゴンソウ果実

ミツバオオハンゴンソウ



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