落葉つる性木本 北海道〜中部地方以北の山野に生え、雌雄異株。葉は互生し、長さ5〜10cmの倒卵形〜楕円形で先は急にとがり、鈍い鋸歯。両面とも無毛。葉裏脈上に畝状の隆起と突起毛がある。葉腋から短い集散花序を出し、黄緑色の小さい花を10数個つける。花弁は5個あり、卵状長楕円形。実の先端には花柱が残存し、黄色く熟すと3つに裂け、中の黄赤色の実が現れる。花期は5〜6月。 学名は、Celastrus orbiculatus var. strigillosus ニシキギ科ツルウメモドキ属 葉裏の脈状に毛があるものをオオツルウメモドキという。基本種のツルウメモドキは脈上は無毛。 |
北日本や高所に分布とされるが、平地にあり葉裏脈上に弱いながら畝状隆起と突起毛がある。 | ||
▼2010年5月28日 雌花 玉湯 | ||
▼裏面主脈上の畝状隆起と突起毛。 | ||
▼2011年6月23日 果実 東長江 | ||
▼裏面の脈上に畝状の隆起がある。 | ||
▼2011年5月2日 枕木 | ▼裏面の脈上に畝状の隆起がある。 | |