1年草 本州〜沖縄の水辺に生える。茎の下部は地をはって節から根をだし、分枝する。上部は立ち高さ30〜80cm、稜角があり、逆刺がある。葉は披針形で長さ4〜10cm、先は次第に狭くなって、基部はほこ形、薄い洋紙質で縁に刺毛があるほかは無毛。葉柄は短いかまたはなく、葉鞘は褐膜質7〜17mm。花は枝の先が2〜3岐し、それにまばらに穂状につく。花被は紅色、長さ3mm。果実は球形、長さ2mm、淡褐色で光沢はない。花期は5〜10月。(原色日本植物図鑑) 学名は、Persicaria sagittata var. sibirica タデ科イヌタデ属 似た花のナガバノウナギツカミ:花柄に腺毛、葉柄は10〜25mm、葉の基部が小さく開出、茎を抱かない。 ウナギツカミ:葉の基部は矢じり形で,茎を抱くように張り出す。花柄は無毛。 よく似た仲間 |
▼2015年8月23日 大野 | ||
▼花は直径約3mm。 | ▼花軸に腺毛がある。 | |
▼花は枝先にまばらにつく。 | ▼葉の基部は茎を抱くように耳状に張り出す。 | |
▼葉柄は短い。茎に逆刺がある。 | ▼葉は長さ約6cm。葉の基部はほこ形。 | ▼葉の裏面、下部の脈上に刺がある。 |
▼葉の裏面に刺がある。 | ▼托葉鞘の先端は斜め切形。基部の節を刺が取り巻く。 | |
▼2012年9月27日 西川津 | ▼花軸に腺毛がある。 | ▼蕾。 |
▼花はまばらにつく。 | ▼花は長さ約4mm。 | ▼直径は約3mm。 |
▼花軸の腺毛。 | ▼葉の基部は耳状に張り出す。 | ▼葉は長さ約4cm。 |
▼葉柄は短く、長さ約4mm。 | ||
▼葉の裏面主脈上に刺がある。 | ▼托葉鞘の基部を剛毛が取り巻く。 | ▼茎には下向きの刺がある。 |
▼2010年9月29日 西川津 | ▼花軸の腺毛 | |
▼花はまばらにつく。 | ▼葉の基部は茎を抱くように突き出す。 | |
▼葉柄は短い。 | ▼茎には下向きの刺がある。 | |
▼2009年10月3日 花はまばらにつく。 西川津 | ▼花軸には腺毛が生える。 | |
▼葉は細長い。葉柄は短く、葉の基部は茎を抱くように突き出す。 | ▼茎には下向きの毛がある。 | |
▼托葉鞘は円筒形で、基部に剛毛がある。 | ||
▼2015年10月20日 果実 大野 | ||
▼果実を包む花被は長さ3〜4mm。 | ||
▼果実は球形で、長さ約2.5mm。 | ▼先端に嘴状の突起がある。 | ▼果実は3稜がある。 |
▼4稜のものもあった。 | ▼表面に細かい網目状の模様がある。 | |