2022-6-9 松江の神社を訪ねる その79

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2022年6月9日(木) 松江の神社を訪ねる その79 八雲町 藤田朝山神社跡、北代若八幡社跡

 八雲村誌の近世の熊野の神社の項に、内谷藤田 藤田朝山神社、市場北臺 北代若八幡社とあるので、熊野の宮内から谷へ入った内谷集落を訪ねましたが、神社の情報はありませんでした。また、5月21日に場所を尋ねた市場の北代若八幡社跡を探しました。


 今まで見ていた場所から600mほど離れた場所にハナハマセンブリが咲いているのに気が付きました。違う方向への一方通行の場所なので、直接車のタイヤにひっついての移動ではなさそうです。

田和山町
ハナハマセンブリ
八雲町
シホウチク
八雲町
ヒエガエリ

八雲町熊野市場 北代若八幡社跡

 八雲村誌の近世の熊野の神社の項に、「市場北臺 北代若八幡社 八幡三座」とあり、市場の集落で尋ねると、公園の水飲み場付近から山へ5〜6m入った所に石垣が残っていた。」とのことでした。
 水飲み場付近の山際は四方竹が密生し、また急斜面になっているようで、侵入が困難です。右の東屋の奥からは斜面も若干緩やかで、竹もまばらな状態なので、この付近から入ってみました。竹の間を通り抜けながら、斜面を左へ向かうと、県道近くの斜面に踏み跡のようなものがあり、加工された石材や、並べられた石がありました。神社跡の確認はできませんでしたが、紋の入った屋根の棟石が残っており、何らかの建物があったことは間違いないようです。民家が建てられるような広い平坦な場所ではないので、この辺りに、神社があったものと思われます。
 県道方向は竹もまばらで、斜面の下が平坦になっており、藪の間を抜けると、県道へでてきました。

   松江の神社

八雲町熊野市場
中央あたりの山にあったとのこと。 竹が密生し、右手の東屋付近から入る。

斜面を上り、左へ向かう。 加工された石がある。 並べられたように見える。

紋の入った屋根の棟石がある。 この辺りにあったのでは。

県道へ下りてきた。


島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
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