1〜越年草 地中海沿岸の原産で北アメリカなどに帰化している。全体無毛。茎は4稜で中空、直立してよく分岐し、高さ20cmほどになる。葉は先の尖った倒卵形で全縁、根生葉はロゼットを形成しない。無柄で対生する。茎の上部でよく分岐し、直径8mmほどの桃色の5裂した花を多数つける。花期は6〜7月。(日本帰化植物写真図鑑) 学名は、Centaurium tenuiflorum リンドウ科シマセンブリ属 よく似たベニバナセンブリは花の直径が11〜13mmと大きく、普通、花期にも根生葉がロゼット状に残る。また花冠の裂片と筒部の比は、ほぼ1:1となる。 |
2016年6月14日 乃木福富 | 花の中心部の白さがはっきりしている。 | |
花は直径約1cm。 | ||
花冠裂片(a)と筒部(b)の比は1:1.5ある。 | 上部でよく分岐し花を多数つける。 | |
葉は対生し、先端が尖る。 | 葉は十字対生する。 | 茎葉は長さ約3.4cm、全縁。 |
茎は翼のある4稜形。 | 茎は中空。 | |
2016年6月18日 乃木福富 | ||
葉は長さ2〜2.5cm。 | 根生葉が残っている。 | |
根際に葉があるがロゼットは形成しない。 | ||
大きなものは高さ約40cm。 | ||
2016年6月30日 若い果実 乃木福富 | 果実は長さ約1cm。 | |
根生葉はない。 | ||
雌しべと雄しべ5個。 | 2岐した柱頭。 | |
捩じれて花粉を出す葯。 | 花粉は俵型。 | 俵型以外に小さな花粉が多くある。 |
2017年6月12日 乃木福富 | ||
葉は対生する。 | まだ根生葉が残っている。 | |
2016年7月19日 果実 乃木福富 | 裂開していない果実。 | 熟すと先端から2裂して種子を出す。 |
果実は長さ約1cm。 | 2裂した果実。 | |
種子は小さい。 | 種子は長さ0.26〜0.28mm。 | 長さ0.24〜0.30mm。 |
種子は長さ約0.3mm、網目模様がある。 | ||
2021年6月28日 乃木福富 | ||
2018年6月21日 乃木福富 | ||
2017年5月16日 幼苗 乃木福富 | ロゼット葉がある。 | |
2017年5月2日 幼苗 乃木福富 | 葉は対生する。 | |
2017年4月13日 ロゼット葉 乃木福富 | ||