2022-4-20 松江の神社を訪ねる その69

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2022年4月20日(水) 松江の神社を訪ねる その69 金比羅宮

 2021年6月6日に宍道町東来待鏡の山にあるという金比羅宮を訪ねようとしましたが、山へ入る道や詳しい場所がわからなかったので、後回しにしていました。今回再度、場所を尋ねて、山へ登ってみようと思います。
 集落から西へ谷を入ったところで、散歩中の高齢の方に尋ねると、「あの奥の家の蔵の脇から道があって、山を登って、そこから左へ登ったところにある。もう随分前から祀っていないから、崩れているかもしれない。」とのことでした。

 鏡の集落から谷を西へ入り、左手の白い壁の蔵の脇から細い道を上がると、荒れ地を通って、民家へ入る舗装道路に出ます。奥の民家の脇から、荒れ地に入ると、山への道は不明となりますが、アオキの後ろに不明瞭ながら踏み跡があり、斜面を少し上がると、はっきりとした道が上っています。
 峠まで登り、左へ尾根を登ると、石段が残っています。ピークは割と広い平坦な場所があり、手水鉢や狛犬、その奥に石祠が立っています。狛犬は完全に風化していますが、姿をわずかに留めています。石祠の中には小さな木製の祠が入っており、文久2年(1862)の棟札「奉再建金比羅大権現」が残っていました。

   松江の神社

東来待鏡
右端の杉の木立の脇から山へ

蔵の脇から奥へ道がある。

荒れ地の道を奥へ向かう。


民家への舗装道へ出て、奥へ

民家の脇から山際へ向かう。

アオキの後ろから山へ入る。


少し上がると、はっきりした道がある。

石垣状の石積みがある。

尾根の手前


峠に到着

左の尾根に登る。

石段が残っている。


頂上の手前

狛犬の奥に祠が見える。

狛犬が並んでいる。


手水鉢

風化してしまった狛犬




石祠の中に小さな木製の祠がある。


脇にもう1宇の石祠がある。




島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
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